≪紀行文≫
〜〜〜山の家から眺めた平標山の稜線は素晴らしかった〜〜〜
天気予報では新潟は曇り、関東地方も曇り雨である。
バスの窓から見える魚沼の山は所どころガスがかかり、朝方雨が降ったのか道路脇が濡れている。また、越後湯沢付近では県境の山に
大雨が降ったのか川の水が濁っている。 |
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国道17号線に入ると雨が本格的に当たり憂鬱な気分である。
登山口である三国トンネル入口に到着するも雨である。
内心、温泉で勉強会もありかと思っていたが、リーダーから今日は雨具着用必携とのことで
全員がバスの中で靴と合羽を着ての出発である。
雨の中、越後と上州を結ぶ歴史ある峠の山道を戦国、江戸時代に往来した人々を思い
ながらしばらく歩くと神社がある三国峠にでた。
峠から左に進み山道を登るもガスのため眼下の山並みは見えず |
嘗てこの峠を越えたであろう往時の人々 |
尾根に出ると両脇にニッコウキスゲの群生地、今を盛りと黄色い花が咲き乱れる。先輩の談では今は笹に侵食されて以前に比べ少なくなって
いるとのことである。
群生地を2箇所ほど通り過ぎ平標山近道の分岐辺りで雨は止み、雨具を脱ぎ三国山頂に到着、鐘を突き平標山の家を目指し三国山を降り、 |
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三国峠から三国山山頂に向かう木の階段 |
ニッコウキスゲの群生 |
三国山山頂(鐘を鳴らす) |
途中で20分程昼食タイムの時には天候も回復し、日も差し雲海の合間に山並みが見える。
食後も尾根道を進むが一向に目的地の山の家が見えない。 |
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天候も回復し昼食 |
三角山山頂にて |
視界が開け縦走路が見えて来た |
三角山の頂上を過ぎ、鳥の声を聞きながら歩くと目の前にガスが切れた合間に大きな山が二つ見えた目的の平標山か。
途中で二つ山の稜線の左側に高い山がある。あれが平標山か。山の中腹に赤い屋根の建物が小さく見えた距離は相当ある。
ようやく山の家に到着、水を飲み休憩である。
建物の裏から見上げる平標山と仙ノ倉山への稜線は雲の切れ間の青空と緑色の山肌がすばらしい。早速集合写真をとる。
平標山への往復は、行動時間が遅れているため無理をしないこととなり、ゆっくり休憩を取り、時折日差しが差す道を下山する。
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ギボウシの花 |
クルマユリに花 |
やっと辿り着いた平標山の家 |
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平標山の家近くに群生するニッコウキスゲ |
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林道に出ました |
晴れ間の展望をバックに、平標山の家の脇で集合写真 |
雨の出発からニッコウキスゲの群生地、青空の平標山の眺望と変化のあった山行をリーダーはじめ皆様のおかげで楽しませて頂きありがとうございました。 |
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