≪紀行文≫
〜〜〜霧に包まれたブナの原生林は神秘的な道だった〜〜〜
今年春に入会した私、入会のきっかけになった会山行計画が今回参加させて貰った「信越トレイル」です。
期待と裏腹に、天候は前日までの晴天が嘘のよう、朝からどんよりした雲と強風で、何時雨が降ってくるかと心配する空模様の中、関田峠
からセクション5の開始です。
出発時に、このコースは左足が新潟県で右足が長野県という県境の尾根を通る道だとリーダーの説明がありました。
トレイルは、落ち葉が敷き詰められたフカフカの絨毯のような道が続いています。強風により木々の葉っぱが揺れていますが、雑木林に
守られて気持ちよく歩いていきます。
また、コースの至る所でブナの湾曲した自然の芸術作品が楽しめました。 |
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空模様を案じながら関田峠で登山準備 |
フカフカの絨毯のような道が続いています |
ブナの湾曲した自然の芸術作品 |
また、進むにつれ、いたる所で湾曲した根本がコースに変化を与え、跨いだり、くぐったりと自然のフィールドアスレチックを楽しみながら
進みます。圧巻はこの写真、大木が倒れコースを塞ぎ、行く手を阻みます。
途中「牧ノ小池」では、めずらしいモリアオガエルの卵魂が見られました。 |
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跨いだり、くぐったりと自然のフィールドアスレチック |
めずらしいモリアオガエルの卵魂 |
牧峠からは遠くに米山などが眺望、天候に恵まれると遠く佐渡ヶ島まで見えるそうです。春、秋の鳥の渡りの時期は、鷹柱と言われる
竜巻上に旋回して空に上昇する姿が見られることがあるそうです。‥次回に期待です。 |
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梨平峠で休憩 |
牧峠から天気が良ければ遠く佐渡まで見えるそうです。 |
コース中間付近の花立山で昼食タイム。
そこに埼玉県岩槻市から来たという19名の団体とすれ違い、道を塞ぐような形で食事中‥ごめんなさい。
天候が悪化気味なので早めに出発です。
コース後半は、霧に包まれたブナの原生林の神秘的な道に。(幻の池でも、モリアオガエルの卵魂と幻の?山ガール3人発見) |
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花立山で昼食休憩 |
霧に包まれたブナの原生林の神秘的な道で山ガールと出会う |
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終盤は小雨交じりの中、どんどんペースを
上げて予定より40分も早く伏野峠に到着
しました。
帰りの途中で津南町「竜ケ窪温泉」で、
雨で濡れ冷えた体を芯まで温め、広間で
歓談・宴会後帰路に着きました。
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霧に包まれた樹林帯をどんどん下ります |
予定より早く伏野峠に到着 |
参加者のMさんは、今回で信越トレイル全セクションを踏破されました。
リーダーから、NPO法人信越トレイルクラブの活動経費として役立てていますので、寄付だと思って「信越トレイルクラブ」踏破証の
申込み(1000円必要)をしていただきたいとお話がありました。
昨年全線踏破された方、今後踏破された方は、記念にもなりますので是非申込まれてはいかがでしょうか。
私も全線踏破後は申込みたいと思っています。
最後に、今回企画していただいたリーダー、参加者の皆さんありがとうございました。
また、次週のセクション6も参加予定の私です‥晴れることを願って。(END) |
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信越トレイルは目標とする山頂ピークはありませんので、集合写真は起点(関田峠:左)と終点(伏野峠:右)で撮りました |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜≪紀行文追記分≫リーダー1507N/Oさんから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6月30日(土)信越トレイルクラブ主催「自然観察会 セクション5」に参加しました。
昨年から環境省で「三陸海岸ロングトレイル」の準備を進めていて、環境省から5人、トレイルクラブの方々、ガイド会員、一般公募等で27名ほど
で「鳥&動物」「植物」「登山道整備」の3班に分かれて歩いてきました。 幸い、お天気も良かったので、写真も多く撮れました。 |
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鍋倉座禅草 |
薄葉細辛 |
銀龍草 |
山ナメクジ |
岩梨 |
広葉天南星 |
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モリアオガエルかクロサンショウウオの卵塊 |
小尢 |
谷桔梗 |
大岩鏡 |
裏白瓔珞 |
栃葉人参(薬草) |
他にも、稚児百合、ホウチャクソウ、ツルシキミ、ツルアジサイ、マルバフユイチゴ、ムラサキサギゴケ、等々、森はブナと共に様々な植物、動物がいました |
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