≪紀行文≫
〜〜〜山頂で“夕張メロン”、最高の美味しさを味わう〜〜〜
前日に登った雌阿寒岳の心地よい疲れがやや残るも、全員元気に宿を出発。若い?メンバー3人とリーダーのリュックには昨日摩周湖で購入
した“夕張メロン”4つが収まっている。少々疲れが抜けきれない為荷物からコンロを取り出し重量調整。
今日は土曜日の為か清岳荘の駐車場には既に多くの車が停まっていた。昨日同様各自で手慣れた登山準備と柔軟体操を済ませる。
清岳荘脇の登山口から登山道に入り暫く樹林帯を歩き、やがて林道に出て林道歩きとなる。 |
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各自、手慣れた登山準備と準備体操実施 |
清岳荘脇の登山口から登山道に入る |
しばらく林道歩きが続く |
林道終点から、標識の有る登山道に入ると間もなく一の沢沿いの道となる。
一の沢に沿った登山道は左右に幾度も繰り返す渡渉や岩に貼りだした狭いステップを慎重に歩く。マーキングもしっかり付いていて安心。
途中適宜の休憩は川面を涼風や新緑の木々で癒される。 |
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一の沢沿いの登山道を登る |
幾度かの渡渉を繰り返す |
こんな岩のステップも歩く |
やがて、新道コースと旧道コースの分岐点下二股に到着。ここでAリーダーから予定を変更し沢に沿って登る旧道コースに変更するとの説明、
結果的にはこの選択が大成功となる。
分岐点下二股から登りは、更に厳しさを増す渡渉が続く。羽衣の滝、万丈の滝、見晴の滝、七重の滝、霊華の滝、竜神の滝等の滝の上下を
幾度も渡渉、この緊張の連続が意外に心地よく疲れも少ない。やがて新道との合流点上二股に到着。 |
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様々な滝の上部や下部、脇を這いあがったり渡渉したりと変化と緊張を楽しむ |
しかし、上二股からの登りはきつかった(リュックのメロンが効く)。一の沢の狭くなった急な上流部分を登り、やがて急なガレ場に差し掛かる。
ここが胸突八丁と歯を食い縛り踏ん張ると残雪が残る馬の背に到着。 ここまで来ると山頂までは約30分程度、後一踏ん張り、山頂も観える。 |
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上二股からの登り |
最後のガレ場、ここが胸突八丁ガンバレ! |
やっと馬の背到着。山頂が観える。 |
斜里岳山頂は馬の背から観える目の前のピークを一つ越した、次の急登を這いあがれば到着。
しかし、馬の背までの疲れが足と肩に響くも、メンバー全員元気に足並みを揃えて山頂に向う急斜面を登っている、まるで山頂で待つ“メロン”に招かれているように。 |
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馬の背からの登り |
山頂手前のピークももう直ぐ |
山頂への最後の急登り(ガンバレ!!) |
360度、何も遮るものが無い山頂に到着!。
昼食の前に先ずは“メロン”。手際良くカットしメンバー全員に渡る。各メンバーから「美味い」「美味しい」の連発、担いできた甲斐がある。
メロンの味に感動した後、360度の展望に感動しながら昼食休憩。暖かく爽やかな一時を過ごす。 |
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やっと辿り着いた斜里岳山頂 |
早速夕張メロンをカットしメンバーに配分 |
素晴らしい展望を楽しみながら昼食 |
山頂での記念撮影を終え、下山開始。下山は沢沿いの危険を避ける為、尾根伝いに歩く新道コースを選択。
最初は低いハイマツ帯を気持ちよく下っていくも、やがて行く手に大きなピークが、熊見峠のピークだ。
この熊見峠への登りは疲れた身体にはきつかった。そして、熊見峠から下二股への急降下する登山道もやや荒れていて難儀を強いられた。
この熊見峠経由の新道コースを登りに使わなくて良かった。 |
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心残りだが斜里岳山頂を後にする |
上二股以降の熊見峠への尾根道 |
やっと熊見峠到着。う〜ん疲れた! |
無事全員下山し一路、今夜の宿“季風ホテルクラブ”に向かう。
宿はとてもおしゃれな宿だった。夜は斜里岳山頂でのメロン談義やYさん恒例のハーモニカ演奏等で盛り上がった。
明日は最終日羅臼岳を目指します。 |
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斜里岳山頂での記念写真 |
夕食後宿の前庭でYさんのハーモニカ、ミニミニコンサート |
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斜里岳で気持ちを和まさせてくれた可憐な花達(一部です) |
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