会山行紀行文 12.06.28日(木)

曇り時々晴れ
美ヶ原
(焼山沢コース)
2034m
参加者29名
(男10・女19)

(紀行文2052 M/T
(写 真)2052 M/T
≪紀行文≫
 
 心配されたお天気も何とか大丈夫そう。29名元気に新潟駅を出発。道中が長いです。高速に乗って3時間、上田菅平ICを下りて1時間、
登山口まで合計4時間、ようやく焼山沢の登山口に到着しました。
 美ヶ原への登山コースはいくつかありますが、このコースは地元の人もあまり行かないそうです。

 バスを降りて、早速準備です。クマ出没注意の大きな看板が気になりますが、今日は29名の強者ばかり、クマの心配は無用のようです。
リーダーの説明を聞 いていよいよ出発。山頂まで900mの標高差です。
登山口に着きました 丁寧にコース案内 緑一杯の中出発

 焼山沢に沿い、緩やかな登山道を行きます。一部林道に合流したりの道は、歩きやすく、ゆったりとした登りは準備運動になります。
 丸太橋を渡り、しばらくは沢を左に見ての登山道。一輪だけでしたが、ウチョウランを見ることができました。
 小さい花なので写真のピントがボケてしまいましたが、珍しいコイチユランも咲いていました。
注意して丸太橋を渡り ウチョウランの花 コイチユランの花

 苔むした沢の中、涼しい沢音を聞きながらの歩きは快適です。一面の苔、大きなシダ、木々の種類もなにやら新潟の山とは違うよう。
 何度かの渡渉に気を付けて登ること一時間ちょっと、ようやく今日のお目当て焼山の滝に着きました。
 右は白糸の滝のように優しい雌滝、左は三段に渡り豪快に流れ落ちる雄滝です。
沢に沿った登山道 時には渡渉も 雌滝と雄滝がある焼山の滝

 滝でマイナスイオンを一杯浴び出発、しばらくは沢を巻いての登りになります。
 途中ヒカリゴケの看板がありましたが、コケは見えませんでした。

 再び、沢沿いの道に戻ります。支沢から流れ落ちる滝が、疲れを癒してくれます。
 山頂まであと2kmのところで、昼食をとることになりました。

 ちょうど来合わせた若いカップルに「食べていけてー」とお弁当のおすそ分け。
 ここはしっかり新潟人らしさを発揮です。
マイナスイオンが一杯 登山道脇へ落ちる滝 楽しい昼食タイム

 沢を詰め、ようやく牧場のゲートに着きました。のんびりと草を食む牛を眺めながら、牧柵に沿っての歩きになります。

 広々とした牧場は良いのですが、ちょっと臭いが気になります。
 塩くれ場からは車道の歩き「これがなければ良いのにねぇ〜」と山頂を目指します。

 山頂はホテルの向こう、最後の登りはきつく、「今日の行程の中で一番難儀かったね!」との声が聞こえてきました。
 
 山頂での記念撮影、ちょうど黒い雲の下となってしましました。
山頂はホテルの向こう

 帰りは白樺平の見事な
レンゲツツジを堪能し、
うつ(・・)くし(・・)の湯に入り、
みなそれぞれ美男美女に
なって一路新潟へ向かいました。
    
           おわり
山頂での記念撮影 みごとなレンゲツツジ
≪コースタイム≫
 新潟駅南口(6:10)=上田菅平IC(9:10)…武石観光センター(9:55-10:00)…登山口(10:05-10:15)…焼山の滝(11:20-11:35)…
 昼食(12:10−12:35)…牧柵ゲート(13:20)…王ヶ頭(14:10-14:30)…山本小屋(15:10-15:25)…うつくしの湯(入浴)(16:20-17:10)
 =上田菅平IC(17:55)=新潟駅南口(20:55)