会山行紀行文 12.06.25日(月)

晴れ
神奈山
1909m
参加者29名
(男12・女17)

(紀行文2099 S/N
(写 真)2040 K/K
≪紀行文≫
            〜〜〜期待通り花の宝庫と言われる神奈山を満喫〜〜〜

 昨年、神奈山の山行に参加した人が「シラネアオイがすばらしかった」と言っていたので是非
私もチャンスがあったら参加したいと思っていた山です。
 神奈山は、妙高山の外輪山で前山、赤倉山、三田原山等八山に入る山。
 妙高山眺望の山それにこの時期シラネアオイ、ツバメオモト、サンカヨウ等の花の宝庫と
言われています。

 新潟駅南口6:00出発、関温泉駐車場は晴れ。しかし妙高山は見えませんでした。
 4班に分かれ29名が出発。大きなヤグルマソウの花が道の両脇にいっぱい咲いてお出迎え。
 これから見られるであろう数々の花、胸ワクワクでした。
 ゲレンデ歩きは、暑いものと知ってはいましたが、日を遮る木々もなく流れる汗を拭きながら
急な斜面を登り最後のリフトまで登った。 
関温泉スキー場登山口 リーダーから出発前の指示
関温泉スキー場から出発 暑い暑い!! 山菜の宝庫なのに残念 関温泉があんなに下に

 眼下には斑尾山、野尻湖がゆったりと見えいよいよ関温泉口。
 樹林帯に入ると花の終わったツバメオモトもあったがマイズルソウ、エンレイソウ、スミレ等は、目を楽しませてくれた。
 登山路は狭く、倒木あり、崩壊部分もあり、気をつけながら暑さに耐え歩いた。
神奈山 関温泉口 さっそくツバメオモトのお出迎え 荒れている登山道

 途中、シラネアオイが1輪「お〜!!」と歓声が上がり苦しさを少し和らげてくれた。
 それからは、私たちを応援してくれるかのようにシラネアオイ、ツバメオモト、ツマトリソウ、サンカヨウ等の花が所々咲いていた。 また大ブナ林も見事でした。
「森の妖精」シラネアオイ街道 サンカヨウ街道 大ブナ林

 登りが続きやっと八方睨標柱のあたりで、今まで見えなかった妙高山がガスの合間からうっすらと見えた。
 上り最後の休憩をその先で取り、急斜面を登り頂上を目指した。
八方覗 雲間から妙高山 もうひと山ガンバレ!

 へとへとになりながらやっと神奈山頂上に到着。
 残念ながら妙高山は、ガスがかかり見えなかった。しかしシラネアオイの咲く目の前で昼食。
(なんて贅沢なんでしょう!)  
 その上、採りたての筍を焼いて皆で食べ楽しい昼食でした。

 全員で集合写真を撮り下山開始。
 上りとは反対の方へ歩き始めたら、ミネザクラやヤシオツツジが満開濃いピンクのかたまり、
足元を見ればシラネアオイの群生。
 赤紫のハクサンチドリ、道いっぱいのタテヤマリンドウ、さすが花の宝庫。
山頂でプレゼントされた焼きたての根曲り筍
やった!神奈山頂上 シラネアオイと昼食 ミネザクラが満開
ヤブをかき分け燕温泉へ縦走 まさに妙高外輪山 ガケを横目に

 三峰分岐から一気に下り、大倉池のミズバショウを上から眺め雪渓で休憩。その後、大倉沢渡渉点でも雪渓で休みを取り樹林帯へ。
 ガスがかかり幻想的な風景の中を燕温泉目指して下山。
三峰分岐 燕新道に向かって急降下 大倉分岐 標柱は雪の中
雪と新緑(ガスがかかり幻想的) 黄金清水 ミズバショウ群生

 燕温泉に着き、リーダーと握手した時暑くて苦しかったけど素晴らしい山行に大満足でした。
姿を現した妙高山 雪の大倉沢で最後の休憩 幻想的な林
妙高山二合目 麻平 橋燕温泉はもうすぐ ガスの妙仙橋 燕温泉到着 お疲れ!!

 下山後、「ホテル岩戸屋」でゆっくり疲れた体を温泉で癒すことが
出来ました。

 19:15駅南口無事到着しました。

 期待通り花の宝庫と言われる神奈山。
 大迫力の妙高山を見る事が出来なかったのですが、リーダー始め
 参加者の皆さん、楽しい山行をありがとうございました。
今回の山行で出逢えた可憐な花達です(一部)
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=関温泉P(8:20-8:30)…関温泉口(9:15)…大ブナ林(9:55)…ハ方睨(10:30)…神奈山山頂(11:10-12:15)…三峰分岐(12:50)…黄金清水(13:30)…大倉沢渡渉点(14:15)…麻平(14:40)…燕温泉登山口(15:10)…燕温泉入浴・ホテル岩戸屋(15:30-16:15)=新潟駅南口(19:15)