≪紀行文≫
〜〜〜みなさん充実したいい顔で、「いい経験したね。」〜〜〜
当日の朝は雨でした。
梅雨時の山行、雨を覚悟で申し込み したのですが天気予報を見ると昼から晴れそうな気配にほっとし、集合場所に向かいました。
今日の参加者は大勢で43名、小型バスが都合つかなくマイクロバス2台で2班に分かれて行動です。
バスから降りると新潟より意外に涼しく雨も降りそうで雨具を着、ストレッチを終わらせ集まってリーダーの注意事項や説明を聞き、新人4人が
紹介され挨拶を交わし出発します。 |
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空模様を心配しながら登山準備 |
新人4人が紹介され挨拶 |
箕輪山を目指して登山開始 |
山歩きの最初は着た雨具を脱ぐなど、また道も枯れ葉などでフッカフカで歩き易く快適でした。
道の脇にはマイズルソウやユキササ、ツマトリソウなどが見られました。 |
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快調に高度を稼ぎます |
道の脇にはマイズルソウ(左)ツマトリソウ(右) |
それが、だんだんガスってきて「リフト上駅」 辺りから風も出てきて、道も粘土質の滑りやすいえぐられた泥んこ道になってきました。
そのうち、そんな道に岩が出てきたり、木が道をふさいでいたり、まるで障害物競走のコースようです。
視界はゼロ、強風に雨が加わり行く手を阻みます。 |
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頂上近くの岩場の急坂では、風に吹き飛ばされないよう必死に戦い歩きました。
「姿勢を低くして!」と、激が飛びます。 風速25m位あったそうです。はいずるようにやっと歩きました。
頂上で人数確認。 その間、汗が冷えてきたのか寒くってブルブル震えていました。
そんな頂上を下った樹林帯の中で食べた昼食は、時間がかからない行動食を食べたのですが、とっても美味しく体も温まり、安まりました。
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リフト上部にて |
箕輪山山頂の様子 |
そして、そのまま里に戻るのかと思いきや、またまた見えてきた山に向かいます。 鬼面山です。
後ろから、「こんな天気だもん。登らないで帰りたいね。」と、聞こえてきます。
違うんです! 登らないと帰れないのです。 また過酷な試練の始まりです。
風の通り道なのでしょうか鬼面山も凄い雨風でした。
下るにつれて風も弱まり暖かく歩き易い道になってくるのは心の余裕も出てきて嬉しいものでした。
そんな土湯峠でレンゲツツジが咲いているのを見た時は、本当に綺麗だなぁと しみじみ感じ、癒されました。 |
帰りのバスの中、みなさん充実したいい顔で、「いい経験したね。」と話しておられました。
凄いなぁと思います。 一段と仲間意識が深まった感じがしました。 (終わり) |
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