会山行紀行文
12.06.17日(日)
小雨時々雨、霧
光兎山
966m
参加者19名
(男9・女10)
(紀行文
)
2126 K/I
(写真)2126 K/I 2070 S/F
≪紀行文≫
〜〜〜霧にかすむ光兎山 〜ヒメサユリに癒され、導かれて〜〜〜
新潟も平年通りの梅雨入りを迎え、新入会員としては、1週間後に控えた2度目の山行、当日の天気が気になるところ。
週間天気予報を毎日チェック、当初の曇りから日が近づくにつれ徐々に傘マークへと・・・(涙)。それに引き替え平日、金曜日までは梅雨とは
思えないほどの好天が続く。何とか日曜まで持ってくれ!!の願いも虚しく、朝から「これぞ梅雨」の典型のような雨。
快復するのを期待しつつ、気を取り直して新潟駅へ。
定刻、18人の会員を乗せ(1人現地集合)、一路関川村へ。車窓から見える二王子岳、櫛形山脈が雲に隠れて山頂まで見透せない。
…が、しだいに雨は小降りに。
途中、光兎山登山口にはトイレがないとのことで、関川ふれあいどーむで用を足し、登山口へ。
中束登山口に到着 雨もすっかり上がり、各自登山準備に。現地に集合した1名もここで合流
リーダーより今日の山行の注意点と説明。 新入会員4人の自己紹介が行われ、打ち解けた雰囲気に包まれます。
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中束登山口(雨は上がっていた)
リーダーより今日の山行の注意点と説明
新入会員4人の自己紹介
リーダーを先頭にカラフルなレインウエアーの女性軍が続き、男性軍が殿を務め登山開始。
雑木林の中、緩斜面をゆっくりと進む、雨上りの新緑(やや過ぎたが)が気持ちいい。空も明るさを取り戻し、足取りも軽い。
登山開始
雑木林の中、緩斜面をゆっくりと進む
山行の合間に交される雑談も山の話から、野菜作り、趣味、仕事と幅広く、疲れと時間の経過を忘れさせてくれる。
30分も歩く頃、最初の休憩、霞とほどよい山行に汗ばんでくる。
路傍の切り株にはおいしそうなきのこ(食べれるかどうかは???)
千刈分岐点も軽快に通過、立派なブナの木 ブナ林の新緑がきれいです。
※ この光兎山 何合目の標式がまったくないため、今,どの辺? あとどの位?なのかまったく分かりません。
新緑の中で最初の休憩(路傍の切り株にはおいしそうなきのこ)
千刈分岐点も軽快に通過
虚空蔵峰を通過するあたりから霧が発生、細かな雨も降りだす。
徐々に高度が上がるに連れ、本格的な登山道へ。霧、雨、風も徐々に強くなる。
時折吹く強い風が、木々を鳴らし、葉に溜まった水滴を散らし大粒の雨のように降り注ぐ。
観音峰、リーダーより「雷峰」まで行ったら、進退を検討しましょう、との提案。 これ以上悪くならないように!!と祈る思い。
ブナ林の奥からは、うぐいすや名も知らぬ野鳥のさえずりが聞こえ癒される。
登山道も徐々に斜度を増してくる
虚空蔵峰を通過するあたりから霧が発生
観音観峰に到着
雷峰、晴天なら目前に光兎山山頂が迫り、周りの山々を一望できるとの事だが、まったく眺望が効かず残念!!
「みなさん どうされますか〜?」と、言葉とは裏腹なリーダーのにこやかな問いかけに、「行きま〜す♪」当然とばかりの大合唱。
一同合意の下、行動食を食べ、山頂を目指すことに。ここで、男性軍も全員レインウエアーを着て完全装備し出発。
一旦下ってからの、登り返しの急登、何本かのロープ場を慎重に登る。
晴天なら快適であろう稜線の山道を少し残念な気持ちで歩く、そんな沈みがちな気持ちを、今まさに見ごろを迎えたヒメサユリガが所々に
咲き誇り癒し、楽しませてくれる。
最後の急登、踏ん張りどころ、ロープを登ると間もなく山頂。
雷峰にて休憩(何も観えません)
雷峰から山頂まではダウン&アップが続く
雨で滑り登りづらい“駒返し”
19人全員無事に山頂到着“所要時間 3時間10分(休憩含む)” まさに絶景(絶句?)!!360度一面の霧、強い風と雨がお出迎え!!。
天候が良ければ、朝日連峰、エブリ差、飯豊連峰、海の向こうには佐渡ケ島、その向こうに北朝鮮・・・?ユーモアを交えた説明に思わず笑み。
霧の向こうの大パノラマをイメージしながら、身を寄せ合って楽しい昼食タイム。楽山会名物?「どこからでも、おかずおすそ分け攻撃」
これがまた、おいしいのです。漬物、卵焼き、果物、野菜etc
ヒメサユリに励まされ
山頂への急登部(山頂は雲の中)
光兎山山頂
楽しい昼食も強風と雨には勝てず、早々と記念撮影を終え、撤収。
山頂を後にし、下山開始。
リーダーより「濡れて滑る下山は特に注意、ゆっくり降ります」
ロープ場を慎重に降りる。
下りでも山の雑談を交えながら慎重に楽しく、・・・・気づくと前に人
がいない!!、速いゞ、雑談していると置いて行かれそうです。
雷峰、観音峰と順調に下山。
途中、尻餅を着く会員もいたが予定時間より大幅に早く全員無事
下山。
“所要時間 2時間51分 (休憩含む)”
山頂での記念写真(ガスがかかって顔が良く分かりません)
岩場を慎重に降りる
雷峰、観音峰、虚空蔵峰と適宜休憩を取りながら下山
下山後に記念写真(左が1班、右が2班)
※バスの運転手さんが待機時間を利用してたくさんの
山菜(蕨)を取っていてくれました。
思わぬお土産に一同大喜び。 運転手さんに感謝!!
途中、関川村“ゆーむ”にて汗を流し、
大広間にて歓談、宴会。
そして計画よりも早く新潟駅到着。 解散
≪感想≫
リーダーとメンバーに恵まれ、天候にもそれなりに恵まれ?・・・嫌われ?
この時期、今日の天気で山頂を踏破することができたのは幸運だったと
思います。
また、諸先輩方といろんな雑談を交わし、教えを頂いたことはありがたく
思います。
予想以上に楽しく有意義な山行でした。
山頂からの眺望は残念でしたが、さぞかし素晴らしいモノであろうと期待
させてくれました。また次回に行く機会まで楽しみにしております。
ヒメサユリを中心に小さく愛らしい花を見つけることができました。
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=荒川胎内IC=中束登山口(7:35-7:50)…千刈分岐(8:40)…虚空蔵峰(9:05)…観音峰(9:20)…雷峰(10:05)…駒返し(10:50)…
光兎山山頂(11:00-11:20)…雷峰(12:10)…観音峰(12:50)…中束登山口(14:15)=ゆ〜む(入浴15:00-16:30)=新潟駅南口(17:35)