≪紀行文≫
〜〜〜残念!飯豊連峰を眺めることはできなかった〜〜〜
新潟も梅雨入りし、山行前日は一日中雨だった。当日の朝の天気はくもり。参加者23名(男10名、女13名)は天気の心配をしながらも、
予定通り新潟駅南口を出発した。
バスの中でリーダーから下山コースの変更が伝えられた。下見に行った際、雪解け水が非常に多く歩きづらくなっている為、当初予定の
弥平四郎口には下らず、登りと同じ弥生口に下山するということだった。
安田IC経由津川ICを走り会津に近づくにつれて空が少しずつ明るくなってきた。
弥生口の林道に入るとマイクロバスの幅ギリギリの狭い山道となった。
右側は山の急斜面、左側は渓谷という状況がずっと続く中、ハラハラ、ドキドキと緊張感を持ちながらも、バスの運転手のプロさばきを頼もしく
思った。
窓から見える山奥ならではの景色に感動し、山菜を見つけて目を輝かせながらバスに揺られ8時40分に林道駐車点に到着した。
リーダーから登る前の注意事項を聞いた後、みんなでストレッチを十分に行ってから、弥生登山口に向かって、林道を30分ほど歩き登山口に
着き、登山開始。 |
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津川のPA 雨も小止みになったようです |
林道駐車点で下車。出発準備です |
歩き始めはこんな感じです。 |
すぐ急な登りが始まり、きつくなったが、しばらくすると平坦な所も出てきたりの繰り返しで息を整えることができた。 |
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林道を歩きます。 |
林道終点(登山口)に着きました。 |
雨もあがり尾根歩きは快適です。 |
所々に残雪が見られるブナの原生林の中をセミの「カナカナ・・・」の声やウグイスの声を聞きながら一歩一歩ゆっくり登って行った。 |
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分岐は長松平という平坦地です。 |
立派なブナですね。 |
ガスが流れて幻想的です。 |
足元にはサンカヨウの花の群生が見られ圧巻だった。超!珍しいキノコ(スッポンダケ)を見つけ目を奪われた。 |
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気持ちの良いブナの道を登ります。 |
サンカヨウ |
サンカヨウの群生地を通過しました。 |
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登り始めて1時間30分、ポツリポツリと雨が降ってきた。ザックカバーだけで大丈夫かと思っているうちに大粒の雨になってきた。
急いで雨具上下を身に着けて30分ほど登り、11時10分に鏡山に着いた。
辺り一面ガスに覆われ、残念なことに飯豊連峰を眺めることはできなかった。
雨の中、山頂での昼食を見合わせ集合写真を撮った後、すぐに下山開始。
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急いで雨具を着ました。 |
山頂に到着です。 |
晴れ間を見て行動食と軽い食事を取った。
午後1時に駐車点のバスに戻った。雨の中の登山になったが、ペースがみんな揃っていたせいもあり、予定より1時間近く早めに着き、
バスの中でゆっくり昼食を食べた。 |
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雨に洗われたブナの緑がきれいです。 |
林道を下ります。 |
駐車点のバスに戻ってきました。 |
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その後は津川の清川温泉でゆっくりお風呂に入って疲れを取った。
帰りのバスの中でリーダーのあいさつを聞き、5時には無事、新潟駅に着くことができた。
リーダーはじめSL、LL、班長、会計のみなさんお世話になりました。
ありがとうございました。
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集合写真 |
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