≪紀行文≫
〜〜〜桜三昧の一日〜〜〜
数日前に下見をした時点で目的のエドヒガンザクラはまだ固い蕾。開花を気にしながら本番を迎える。
駅南を出発早々、バス車窓から満開の鳥屋野湖畔の桜並木が目に飛び込んできます。
予定通りの時刻に登山口から歩きはじめ、江戸末期 頼 三樹三郎をして「花の吉野に勝らぬとも劣らじ」と言わせしめたエドヒガンザクラの
花を心配と期待感半々で求めますが、幸いにも同行してくれた会員の“花咲さかジィさん”が、事前にこっそりと灰を撒いてくれたのか?
巨木の枝には小ぶりの可憐な花が目いっぱい開花。リーダーはホッ!
更に進むと、多分どなたかが何年か前に植えたであろうシラネアオイの花も何株か?想定外で見ることが出来て女性参加者から「まぁ綺麗〜」
と感嘆の声頻り。 |
当初の計画では展望台から先の鉄塔あたりで、この日の山頂にしようと予定していたものの、誰ひとり疲れた様子が見られず、足場の悪い
急登をTLなのに大谷山(649.1m)まで頑張りました。
晴天とはならず、山頂から飯豊連峰の展望は得ることが出来ませんでしたが、眼前には残雪の鳴沢峰や菅名岳がどっしりと聳えていました。
雪が消えた足下にはイワウチワの花が我らの目を楽しませてくれました。 |
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大谷山山頂と鳴沢峰、菅名岳 |
オオカメノキ |
イワウチワ |
山頂から暫く下りた場所で参加者自慢の手料理でお昼を取り、下山は展望台から山桜を眺めスミレの群生が続く周遊コースを辿り登山口に
到着。周辺はヤマニンジンが畑のように広がっていました。夕餉の一品にと、ちょっぴり頂いた参加者の皆さんも。 |
下山後は、ユックリと馬下保養センターで汗を流し、帰路は遠回りして新潟中央市場から、すご堀の数キロ続く満開の桜並木を車窓から眺め
新潟駅南口に予定より少し早めに到着。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。肝心のエドヒガンを始め桜桜桜の一日となりました。 終わり。 |
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下山する参加者の皆さん |
バス車窓から眺める“すご堀”の桜並木 |
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