会山行紀行文 12.04.14日(土)

曇り時々小雨(強風)
菅名山塊縦走
大蔵山

864m
参加者38名
(男19・女19)

(紀行文1907 M/E
(写 真)2070 S/F
≪コースタイム≫
  新潟駅南口(6:20)=馬下保養センター(7:10)=いずみの里7:40)…4合目(9:03)…大蔵山(10:15)…いずみの里(11:45)
  =(12:15) 馬下保養センター(14:30)=新潟駅南口(15:30)
≪紀行文≫
                       〜〜〜今年も菅名のピストンに決めましたが…〜〜〜

 昨年もこの会山行を実施したが、積雪が多く鳴沢峰からの急坂が凍結して危険なため菅名岳ピストンで実施した。
 ご承知のとおり、この冬の県内の山は非常に積雪が多い。そこで、下見、情報収集に務めた。
 @7日、当会M女史が馬下から鳴沢峰へのコースを歩かれ、「危険で下りられないよ!!」との情報をいただいた。
 A10日、それでは、菅名岳から小山田方面に下り、真直ぐいずみの里へ下山しようとM女史と共に下見にでかけた。
  天気は快晴、風もなく絶好の登山日和。大蔵山まではつぼ足で、大蔵山からは雪が腐ってきたのでワカンを装着。M女史はつぼ足。
  菅名岳直下の急斜面、午後になってもまだ硬い状態。M女史、「人数が多いと、ここも危険だね。」とのこと。
  小山田への階段には予想通り雪が着いた。通行止めのロープをくぐりいずみの里へのルートへ、雪はなく踏み址もしっかり確認できる。
  しかし、ここは、個人所有の山林とのこと、通行止めをしているところに40人近い大勢が通行するのはいかがか?…
  今年もピストンに腹を決めた。
 B13日、馬下から自分で下見。第1鉄塔までの沢へつりに残雪あり。第2鉄塔から上部に残雪多くなり、第3鉄塔部やっと土が見えだした
  ところ。第3鉄塔から見ると、鳴沢峰には真白く雪が着いる。登山道もおなじ。しかも、鳴沢峰から大谷山へ渡るヤセ尾根の鞍部には
  雪庇がつき危険な状態。馬下に下りるのをあきらめました。

  〜今年もピストンに決めました。〜

 当日、本州南海上を低気圧が通過。関東地方は雨、北ほど良い。ただ、低気圧に向かって北寄りの寒波が入るとのこと。
 天気予報は午前中は曇り 午後は回復してくる。天候が好転することを祈った。
 朝、雲はあるが明るい。新潟駅を出発し水原を過ぎる頃から雨が降り出し、登山口では完全武装で出発。
いずみの里駐車場で準備(完全武装) 登山口から林道を進む 林道ショートカットの登山路に入る

 しかし、雨はすぐやみ。雨具は不要となった。登るには暑からず、ほほに当たる風が心地よい。
 順調に高度を上げていく。ところが、大蔵山の頂上に近づくにつれ、風が強くなり吹き飛ばされそう。しかも、寒い。
つづら折の斜面を登る(熱くなってくる) 2合目付近(雨具を脱ぐ人も) 徐々に残雪も
4合目手前から雪道ななる 4合目付近(寒い!) 小雨もパラツキ風も出て来た

 菅名岳への尾根線歩きは止め、大蔵山からトンボ返りで下山開始。
7合目付近?。猛烈に寒い。 取敢えず大蔵山頂まではと斜面を上がる 強風の蔵山頂、鐘を鳴らして直ぐ退散
 
 途中まで下ると風は弱まり今度は暑くなってきた。いずみの里ではほとんど風はない。しかも、晴れてきている。
 山の天候の厳しさを思い知らされました。
下山は早い!準備をしていると置いて行かれるよ 下山途中の休憩(風も無く、穏やか) 全員無事下山(沢で靴の泥を落とす)

 馬下保養センターへ直行。入浴で暖まり、昼食、ゆっくりと会員相互の親睦・懇親を図りました。

 参加者の皆さんご苦労様でした。              終わり
馬下保養センターで入浴、昼食、親睦(1班2班の皆さん 荒れる山頂でもニッコリと集合写真(3班4班の皆さん)