≪紀行文≫
〜〜〜ゆきわり草に会えた〜〜〜
風は冷たいが雪は降っていない。
南口に着いたら先着の人達から「この前来なかったので心配してたんだヨ。元気なんだろ!いかったいかった」…ありがとさま。
途中乗車の人を拾い海岸通りを走る。弥彦も角田も真っ白、路肩の雪は今朝の雪。
国上山の駐車場で下車。山へ登る人と、そうでない人と別れる。 お残り組はレギュラーメンバーに今日はプラス1人。 |
|
ゆっくり登り始め、途中呆け除け地蔵尊へ、これ以上呆けないように
お参りし国上寺へ、途中白い雪帽子を冠った水子地蔵に手を合わせる。
見上げた大樹に雪が付いて満開の桜、雪桜だ。
滅多に見られない緑と白のコントラスト、雪はまゆ玉のよう。
五合庵へ下る…樹の上の雪が落ちてくる雫はボッタボッタ土砂降りの感じ。
整備された階段をゆっくり下る。
|
|
呆け除け地蔵尊 |
大樹に雪が付いて満開の桜、雪桜 |
五合庵は鄙びた感じなく一寸残念。こんな賊ケ家で貞心尼が良寛と愛を育んだのだろうか。
五合庵を跡に赤い吊橋へ。揺れない吊橋を渡っている時「ホーホケキョ」今年初めての鳴き声!。
青空に緑に白いまゆだま赤い吊橋、日本海を眺め時を楽しむ。
階段を登り切るとポコッと公園に出た。 バスで待つ間も無く登山隊下山。 |
|
村岡城址の雪割草を求めて登り始める。
Fさんがサポートしてくれた。何年か前はこの辺りを整備して
いる最中だった。その時道の両脇が雪割草で埋まったいたが
今回は無し。
暫く歩くと枯れ草と雪の間からカタクリがチョビット顔を出して
いた。豆粒位の白い花。Fさんが「ほれ、ここ。あそこにも」と
教えてくれたが私は自力で見つけられない。
会長はマイペースでカメラと格闘、それぞれビスターリで行動。
突然Fさん「ここで待て!一寸先を見てくるから」「この道で
無いから戻れ」。やわらかい陽射しを受け4人で戻っていると
上から人の声。
Eさんが迎えに来て雪割草の群生があるからと連れて行って
くれびっくり!
探さなくとも白ピンクの雪割草の群生ドバッと眼に入ってきた。
やはり来なくっちゃ自分の眼で見なくちゃ、来ていかったのだ。
|
|
|
T/Iさんのスケッチ{村岡城址) |
雪割草 |
|
妙法時の水芭蕉を見て志保の湯へ。
たちまちミニ屋台村となりレシピの発表会となる。
これまた楽し……。今回もお世話様でした。
追記:良寛の貞心尼を想う溢れる愛が伝わってきます。
月みよの 光を待ちて 帰りませ
山路は栗の イガの多きに
五合庵から帰る貞心尼に良寛が詠んだ短歌を即座に何の
よどみも無くすらすらと教えてくれました。
流石に私の尊敬する山人Hさんでした。 |
|
|
|