〜〜〜〜雨乞ルートが好きになった。また来よう〜〜〜〜
もし神様がいるのでしたら感謝いたします。天気予報通りになりました。出発時は曇り空でありましたが途中から雪になりましたため、冬山登山の雰囲気をチョピリ味わうことが叶いました。私たちグループ15名を代表してお礼を申しあげます。
バスは弥彦山スカイラインを登り進み前方のガッシリしたゲート前で停車した。ここから先は進むことが出来ない。
例年このゲートは3月末まで閉められている。しかし今年は積雪が多く4月に入っても開門されない。ここが猿ケ馬場峠である。
9:48 猿ケ馬場を出発。
すぐに急登になる。昨日の雨で地面は滑る。登山道とは思えない道を登って行く。
マーカーが所々についているので道を外れることはない。安心して歩ける。10分もすると急登も終わり比較的平坦の道になった。
最初から急登であったため少し遅くなったメンバー待ちをする。
その時、SL格のS先輩が私たちに話をしてくれた「金魚の糞のようにただついて歩くことだけでなく、少しの休み時間があったら記録を
取りなさい。
その行動がいっそう山を知り、楽しみ、好きになっていくことになります。この蓄積が今後リーダーとしての力になります」と。
私はいつも前の人について歩いているので反省しなくてはならない。
10:10 雨乞山山頂着(雨乞山NTT中継所)。1回目の休憩。
ここからは弥彦山花のトレイルと呼ばれる弥彦山の花の名所である。しかし花の姿は見当たらない。メンバーは目を下に花を探すが無い。
まだ寒いのか小さな雪割草がぽちぽちと顔を覗かせている程度である。今年は雪も多く気温も低い。花もまだお休みのようだ。
このルートは左に日本海を見ながら歩く。風を遮るものがなく左側の顔が冷たい。私はこのルートが好きになった。
暖かくなったらまた来てみよう。
10:20 雨乞山分岐点手前で八枚沢Bコース元気印のグループと出会う。懐かしい顔が多く見られ再開が嬉しい。2回目休憩。
出発時の天気は曇り空であったが、このあたりから寒くなり雪雲になって来た。
花の歓迎を受けない私たちは黙々と能登見平まで健脚を競う如く歩く。歩きよい道である。
11:00 能登見平着。
ここは弥彦山登山ルート3つ(裏参道、八枚沢、雨乞山)の合流点。3回目休憩。
予定していた雪が降り始めた。それも吹雪である。日本海からの冷たい風を伴って左から吹き付けてくる顔が冷たい。途中で私たちは防寒対策休憩を取った。顔の寒さ対策にカッパの帽子を取り出し被る。雪に打たれること30分位か、日本テレコムのアンテナが見えた。風がアンテナにぶつかり轟々とした唸り音が聞こえてくる。もう少しで山頂である。例年のこのあたりは土が出ているのだが今年は1m位の雪がある。右手のアンテナ塔を見ながら参道に入る。少しで弥彦神社の「御神廟」に着いた。 |
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雨乞山分岐 |
能登見平手前(山頂のアンテナが霞む) |
我グループS世話人さん |
11:45 山頂着。
御神廟は石に囲まれた広場になっている。
天気が良いと日本海と佐渡島が良く見えるのだが、今日は山行祈願参拝して早々に下山へと向かう。
11:48 下山開始。
相変わらず雪。稜線を5〜6分も歩くと表参道コースとの分岐点に着く。ここが9合目というところか。右折し表参道コースに入る。
風はここまで届かず吹雪も止んだが、雪道の急坂を下りる。ただ滑らないことに全神経を集中させ一歩、また一歩と足を下す。
それでも時々滑る。しばらくすると右折する道と直進する道の分岐点に着く。私たちの先を歩いていた八枚沢Bグループは右折した。
雪の急坂を下る危険を避けるため迂回するという。私たちは直進し表参道冬コースを下る。再び滑って転ばないことに集中し10分近く
奮闘する。
鳥居に到着。このあたりは5合目か。雪の急坂下りだったためグループの後続を待つ。小休止。
2〜3分待っていると迂回して行った八枚沢Bグループが鳥居に到着。
12:25 鳥居出発。
ここからは整備された登山道で歩きよい。この道をどんどん下るだけである。しかし油断は出来ない、泥道である。
12:31 4合目の道標が現れた。
このあたりから雪は消えた。もう下山も完了したと同じである。
12:50 下山完了。駐車場着。
グループ15名全員無事下山。皆やれやれのニコニコ顔。 |
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強風と吹雪の中下山開始 |
慎重に下山5合目を過ぎて |
無事下山 |
歩き時間トータル3時間。知らなかった弥彦山の一面をまた知ることができた。
弥彦山は標高634mだがけっして侮ることはあってはならない。4月といえども雪は降るし。5合目より上は積雪である。
この多様性を持つ弥彦山はまた多くの楽しみを与えてくれる山である。
最後に本日私たちを引っ張ってくださった担当世話人佐々木ミツ子さんにお礼申し上げます、ありがとうございました。 終わり。
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