会山行紀行文 12.01.10日(土)〜11日(日)

曇り
石割山・金時山
1413m・1213m
参加者24名
(男8・女16)

(紀行文1472 H/N
(写 真)1472 H/M
≪コースタイム≫
≪10日≫ 
  新潟駅南口(6:05)―関越・圏央・中央道―山中湖IC(10:50)―平野のコンビニで昼食(11:15〜 11:45)―駐車場(11:55〜12:10)…石割山登山口
 (12:35)…冨士見平…石割神社(13:30〜13:40)…石割山(14:00〜14:10)…あずま屋…登山口(15:05)―駐車場(15:20〜15:30)―宿(16:00)
≪11日 ≫
  宿(6:25)―東富士五湖道路―須走IC―足柄峠―登山口駐車場(7:45〜8:00)…金時山(9:20〜10:05)…矢倉沢峠分岐(10:30)…金時宿り石
 (11:05〜11:15)…公時神社(11:45)―駐車場(11:50〜12:05)―仙石原のコンビニで昼食(12:10〜12:45)―乙女道路―須走IC―新潟駅南口(6:35)

≪紀行文≫
                       〜〜〜天気に少し見放されたが…少しだけ富士山間近を実感〜〜〜

 1日目 雨の中、24名の乗った小型バスで新潟駅南口を6時5分に出発。関越・圏央・中央道を通る。高速道の谷村PAで3回目ので休憩をとり、
また高速道に戻った頃、風雨から風雪に変わり始める。
 予報では降水確率が少なくなる筈なのに…、お天気の神様から「ミハナサレタ!?」。山中湖ICを10時50分に降りる。
 国道138号線の道路脇には40cmは超えている積雪がある。湖畔を走ると大きな木が雪の重みで弧を描き部分的にトンネルを作っている。
 時々衝撃が有るとバサッ、バサッと雪が落ち、視界を遮る。この想定外の積雪の多さに一同びっくり仰天。
 今回、リーダーとして初めての泊まりの山行で2週間前に下見を兼ねてこの度計画したルートを歩いてみた。
 このコースは東海自然歩道になつている。
 一部刈り払いされていない所や、短いが道の狭い所も有るが雪さえ無ければ比較的易しいルートだ。
 しかしこの度の積雪の状態ではで「このルートは危険」と判断し、高指山登山の予定を、石割山登山に急遽変更する。
 到着予定より少し時間が遅れ、平野地区のコンビニで昼食をとる。
 石割山登山口まで後600m位の所で林道の先が除雪されていないのでバスを降りる。
 支度をし歩き始める。積雪20cm余り、数人の踏み跡あり、登山口着。鳥居をくぐり、階段403段と標記あり。
雪が徐々に多くなってくる この先は除雪されていません 石割神社の赤い鳥居(この先に石段)

 景色は厳冬期の冬山。新雪で軽い雪。石割神社に13時30分に着く。 御神体の巨岩には立派なしめ縄がかけられている。
 山の名前の由来が10m位の大きな岩の割れ目が石の文字の形になっているからとが書いてある。クマザサが多い。
石割神社までの参道(景色は厳冬期) 石割神社のご神体(お釜石) ご神体(お釜石)を回る

 木々にはびっしりと雪が付いている。「ここは何処の山?」と思いつつ歩き、石割山山頂に着く。山頂は楽山会の会員のみ。
 展望も無く、寒く、集合写真を撮り、直ぐに退散。下山途中、あずまやで休憩をとり、駐車場に15時20分到着。
石割山山頂での集合写真 山頂からの下山路(雪山です) 24名も歩けば圧雪された道ができます
こんな道も有りました 富士見平の東屋です この階段を降りると登山口です

 一区間だけ高速に乗る。前にNリーダーから紹介して
 頂いた河口湖近くの宿に泊まる。
 快適で、しかも格安の料金でした。



 2日目 今日こそは「富士山が見えますように…」と願いつつ、起きて直ぐに窓を開けてみる。全然見えない。6時25分に宿を出発。
 途中、コンビニで食料を補給する。
 足柄峠まで行く道路の積雪を心配していたが峠を過ぎ、更に2q位進んだ登山口の駐車場まで積雪は無かった。数台の車が駐車してある。
 ゲートがあり。駐車場7時45分着、8時過ぎに歩き始める。暫くは広く傾斜の緩い道を歩く。
 40分位歩くと急に階段状の急登が出てくる。ゆっくり、ゆっくり歩く。少し雪が現れる。
 短い階段を10回位登り終えると「あと10分」と標記してある。 入山者のカウント計がある。
登山口近くのゲート 登山口付近 階段状の急登

 まもなく山頂の小屋が見える。山頂は結構岩がゴロゴロとしている。
 寒いので通年営業の名物茶屋に入る。席料が「200円」と言われ、会のメンバーは何かしらオーダーし「席料」だけ支払った人はいなかった。
 甘酒、お汁粉、ココア等々の注文を受け、一人で切り盛りする金時娘さんは一時てんやわんや。
 ちなみに「金時娘さん」は、今はかなり(?)年配の方です。山頂には有料のバイオトイレがある。山頂からの展望は無く、部分的でさえ見えない。
 集合写真に収まり公時神社方面に下る。急な坂も有り、慎重に下る。
山頂まで後僅かこんな梯子もあります 山頂にある金時娘の茶屋 下りも足場が悪く慎重に下山

 下山途中多くの登山者に会う、さすが人気の山。11時5分、金時宿り石に着く。
 大きな岩が二つに割れ、岩の下の方につかえ棒がしてある。暫く長い緩やかな道を歩き、公時神社に着く。
 伝説の金太郎が祭神として祀られており、毎年子供の日に「公時まつり」が行われるそうだ。
矢倉沢峠の分岐点 金時の宿り石 こんな斧もありました
公時神社を過ぎ直ぐ駐車場に到着そして
出発。近くの仙石原のコンビニで昼食を買い
求めそこで食べる。
 乙女トンネルを抜け、国道138号線を更に
進み、後もう少しで高速道に乗るという時、
ぼんやりとはしていたが富士山の山頂まで
見えた。
 直ぐにまた雲で覆われてしまった。
 最後の最後に漸く富士山の間近に来ている
実感が味わえた。
 須走ICから高速に乗り、途中休憩を何回か
とりながら帰路に着く。
新潟駅南口に無事到着。  終わり
駐車場に到着しました 帰路車窓から富士が少しだけ観れました