≪紀行文≫
〜〜〜「花の角田・雪の角田山」〜〜〜
3月3日、今日はひな祭りですが角田の三角点巡りに参加して来ました。
いつもの年だとそろそろ雪割草が咲きだしたという話が聞こえてくる時期ですが、今年はどんな具合でしょうか?
私にとっては今年初めての角田山なので、豪雪と言われている今年の積雪状況を心配しながら角田浜の駐車場に到着しました。
曇り空ながら降りだす心配はなさそうです。
集合時間の8時前には支度を終えた全員が集まり、リーダーの挨拶と注意事項を聞いていざ出発!!
宮前の登山口には雪はありません。やはり海沿いの山は違うなあ、と思いながら久しぶりに土の登山道を歩き始めました。
宮前の駐車場に車はなく、32名の大部隊が歩いてもこのコースは貸切のようでありがたいです。
途中から少し藪をこいで最初の「宮前三角点」にタッチしました。あと残り7個、先は長いなあ! |
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出発前のリーダーの挨拶 |
登山口、登山道に雪なし |
宮前三角点 |
途中から雪が現れ始め宮ノ原三角点は完全に雪の下でしたが、下見に来たリーダーが掘り起こしてくれていましたのでタッチすることが
できました。(2つ目ゲット)
山頂直下の急登は霧氷で覆われた木々の美しさに後押しされ、滑り落ちないように気を付けながら一歩一歩登り、やっと山頂に到着し
ました。 |
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雪に覆われた登山道 |
掘り起こされた宮ノ原三角点 |
霧氷が美しい |
山頂は広い雪原になっており花の時期にしか来たことのない私にとっては、角田山とは思えない景色が広がり感激でした。
山頂三角点も雪の下、小休憩のあと福井三角点に向かって急降下です。先にリーダーより「前半コンディション不調者は福井△をパスして
小屋で待機してください」とありましたが、全員で福井△に向かってgo〜!
こちらの福井コースは登山者も多く、すれ違いに気を使い、踏み固められ滑りやすくなっている急坂を気を付けて下ります。
あっ!あっ〜〜!!と一人滑って登山道脇の雪に足が埋もれ抜けなくて、みんなの手を借り引き上げてもらっているようです。
幸い怪我もなく大丈夫だったようですが、だいじをとりこの先まだ長いので付き添いを付け小屋に戻り待機することになりました。
他人ごとではなく私も足元には細心の注意を払い、福井△まで下ったがやはり三角点は雪の中でした。
ここからの山頂までの登り返しもやっぱりきつい!
空腹を抱えやっと山頂から観音堂△へ。
西蒲の平野は見渡せたけど残念ながら見えるはずの飯豊や五頭・菅名山塊は見えませんでした。
やっと待っていたお昼休憩、気温が低く人数が多いため観音堂と山頂小屋に分かれます。
私は山頂の小屋におじゃましましたが、ストーブが焚かれとても温かく人も多かったけどみんなで詰め合い、回ってくるおいしい手料理を
たっぷり楽しみました。これだから会山行はやめられませんねえ!
でもいつもと違いこれで下山ではありません。あと3個三角点が残っています。頑張らなくちゃあ〜!!気を引き締めて出発です。 |
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山頂三角点は雪の下 |
観音堂から遠くの山は見えず |
山頂小屋で昼休憩 |
五ヶ峠△に下り、灯台分岐に登り返し小浜△はこの辺かなと雪原を通り過ぎ、ほぼ海抜0Mの小浜登山口まで下りました。
7〜8人の方はここから車道を駐車場まで戻り、他の人は一気に急登を灯台コースまで登ります。ここは岩場みたいになっているので雪は
全くありません。
ここでやっと春を見つけたっ!雪割草もカタクリもまだまだ雪の下で葉っぱもなかったけど、ここにはナニワズ(ナツボウズ)の蕾が膨らんで
今にも咲きそうになってました。途中には椿も一輪。 |
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雪原にうさぎの足跡 |
小浜から渡渉して灯台コースへ |
ナニワズ(ナツボウズ) |
最後に土から出ている8個目の灯台△にタッチしてバンザ〜イ!!
今年は雪の下になっている三角点が多くタッチできた三角点は3個だけ。それだけに記憶に残る三角点巡りになりました。
灯台から角田浜の波打ち際まで無事に下り、リーダーが待っていてくれて感激の握手。 |
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灯台に着く |
海抜0mでリーダーと到着の握手 |
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今年ももうそこまで花の季節が来ています。
今日はなかなかのロングコースでしたが、無事に歩けて嬉しかったです。
もう少しの残雪歩きと、これから始まる花の シーズン、どちらも体調や事故に気を付けてたくさん楽しみたいものとワクワク胸を躍らせて
います。
リーダー、おおぜいのみなさん、ご一緒で来て嬉しかったです。 有難うございました。 終わり
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