≪紀行文≫
私の今年の初登山はこの角田山新年登山になったが、実は1月1日に、晴れてきたので急に五頭山へ元旦登山を思いつき、三ノ峰コース登山口を目指して車を飛ばし、あまり雪がないようだったのでいつもの川沿いの道路に入ったが、川沿いの4/5を過ぎたあたりで軽乗用車が坂で登れなくなっており、それではとバックしたが、スピードを出しすぎ、雪の中へはまり込んでしまって、登山を断念してしまった。
今日は、曇り時々雪の天気。たぶん、Iリーダー以外の参加者は、越後曽根駅に午前8時16分着の電車で到着。
Iリーダーが駅でお出迎え、早速14名を乗せたマイクロバスは一路登山口へ。
登山口は、じょんのび館近くの「ほたるの里コース登山口」、登山口の上に平成福寿大観音前の広い駐車場があるが、坂が急でマイクロは登れないので、下の道路脇の狭い駐車場で登山準備。
実は、角田山は昨年1回も登っていないし、それ以前でも年1回4月頃灯台コースでカタクリを見に行くくらいで、角田山はほとんど登ることがない。この「ほたるの里コース」も勿論初めてである。
登り始めた直後の登山道沿いで平成福寿大観音の少し下に立派なトイレがあり、トイレタイムとなった。
その時間に、平成福寿大観音に参拝。 |
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道路わき駐車場で登山準備 |
ほたるの里コース登山口 |
平成福寿大観音に参拝 |
登山道は、写真の通り少し雪があるがワカンを履く必要のない程度。昨年の紀行文に比べ雪は少ないようだ。
この場所の案内看板では、頂上まで2,810mと表示。他の資料では、このコース3,200mとあった。
このコースは、ポイント毎に山頂までと登山口までの距離が表示されており、初心者は安心する。
杉林の中を傘を指して歩くことが出来るほど、風はほとんどない。
途中、東屋を通り過ぎ、頂上まで1,590m、登山口まで1,350mの地点で休憩。この場所は、登山道が約90度左手に曲がり、かつ、急な坂でかなり長い。皆も思っていることと思うが、この下りを過ぎるとまた登り返しが辛いなぁ〜と。 |
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ワカンを履く必要のない登山道 |
途中の東屋付近 |
前方標識の左に長い下り坂 |
リーダーが突然止まり、皆近くに寄るように指示があり、何事かとおもったら、後ろを向くよう指示。後ろに向かせて「冬、吹雪いて登山道が見えない時ここを下山するときは、見た目左手が急な下りなので、右に行きたいような地形になっているが、そちらに行くと、角田山でも遭難することになる。左手の急な下りが登山道なので、下山の際は注意するように。」との説明。
私が初めて来たら、多分右手のコースを取ると思う。注意しなければ。少しずつ雪は多くなり、漸く山頂490m、登山口2,450mの地点に。
確認しなかったが、時間からすると「五輪石コース」の合流点ではなかろうか。
最後の登りを一気に進み、頂上へ。頂上避難小屋に到着。頂上標識に分到着。
写真を見ておわかりの通り、吹雪いてはいないが周囲は全く見えず、山頂記念写真を撮影し、昼食はいつもの通り下山後の西川荘でとるので休憩もそこそこに下山開始。
下山道は、計画では「“ヨーロッパ松”口」であったが、執行部から下山口は私有地なので下山道に使用しないことと指示があったとのことで、灯台コースを選択。
灯台コースだから雪は少ないだろうと思っていたが、頂上付近の雪は登ってきた道より多い。
1〜2分したところで、細い下山道は吹き溜まりになっており、リーダーから「ワカンを持っている人は前に出てください。」との指示であったが、持ってきている人は3人のみ。1人ワカン履くのに手間取っている間に、1人が先に行きどんどんラッセルしていた。 |
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Iリーダーによるポイント毎の注意説明 |
頂上避難小屋到着。吹雪で視界が悪い |
下山道は雪が多い為ワカン装着 |
暫くそこに留まっていたため、参加者から寒くなってきたとの声。漸く全員そろって、ワカン部隊を先頭に下山開始。
五ヶ峠・浦浜コースとの分岐から灯台コースに向きを変えた。
途中、例の梨の木があるとところで休憩したが、未だ雪はある。でも、さすが海に近い尾根道になると雪はかなり少なくなっていた。 |
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五ヶ峠浦浜コースとの分岐から灯台コースへ |
梨の木での休憩。未だ雪が多い |
海が近くなった尾根は雪が少ない |
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雪の下が岩場になっているところで足をすくわれそうになりながら、
灯台コースの登山口に到着。西川荘に移動。
西川荘で入浴し、その後昼食兼懇親会をしたが、毎年来るメンバーが多いせいか、
和やかで楽しい時間を過ごすことが出来た。酒がまわったためか、帰りの電車の中は、
一団が占領した場所は楽しい声(少し他の乗車の人たちに迷惑だったかな。)
笑い声の中、帰路に着いた。
この角田山新年登山は、楽山会の恒例の山行とのことですが、毎年計画していただいて
いるIリーダーに感謝いたします。ありがとうございました。
おわり |
灯台下の登山口に到着 |
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山頂標柱での記念写真撮影です。 |
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