========= 小国町主催・朝日連峰山開きに参加して =============
昭文社発行「山と高原地図」を拡げると、北に「以東岳」と「障子ケ岳」は両翼を拡げたようにあり、真ん中にはデ~ンと大朝日を親分にして竜門山、西朝日岳があり、南端にようやく「祝瓶山」があります。でもその外観は「東北のマッターホルン」と称せられているのだそうです。
会山行でも実施されましたが、会山行ではグレードも高くて参加を躊躇していましたが、会友から「此処の山開きは良いですよ!」と聞いていて、是非参加したいと思いつつも諸般の事情でなかなか実現しませんでした。
今回、ようやく念願叶い、単独で参加してきました。
かって、「飯豊連峰山開き」は偶然に大日杉登山口で前泊しようと一人で出かけたら、神事の最中で、そのまま飛び入り参加しました。2008年7月6日でした。
飯豊連峰の山開きは飯豊町と小国町との合同で、小国町は飯豊山荘からの出発でした。が「朝日連峰山開き」は小国町主催なのですが、飯豊と違って、主体は五味沢地区の「マタギ」の方、そして小国山岳会、地元の民宿さんたちでした。
飯豊の山開きは前泊で、翌朝は早くからの登りが待っているので、自然とお酒も控えめです。が、こちらは神事は金曜日に行い、それはまぁ、不参加ですが、土曜日に登って下山後に宿泊&宴会なので、安心、リラックスしてお酒が飲めます。早めに自宅を出ました。荒川胎内までは無料化社会実験で高速道が無料です。受付1時間前にりふれの駐車場に到着。
(今回の山開き登山、グレード別に)
Aコース=大朝日手前「平岩山」まで(参加者10人 男8人・女2人 内初参加4人)
Bコース=祝瓶山1班(14人 男8人 女6人 初参加2人(私はこの班)2班(13人 男11人 女2人 初参加5人)
Cコース=徳網山(11人 男7人 女4人)
Dコース白布平、角楢平(14人 男7人 女7人)
総計62人、スタッフ18人。 楽山会のグレードにやや似ています。
受付を終えると、各自「りふれ」にマイカーを停めるかバスで来るかして、それぞれ、自分の車、或いは分乗して登山口の針生平へ向かいます。
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身支度を整えて出発です |
吊り橋は気をつけて |
左方面に朝日連峰が見えてきました |
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タムシバととても合っています |
イワウチワ |
カタクリ |
キチンキチンと30分おきに休憩を取ってくれていますが、ゆっくり休む場所もないので、水を飲む程度の休暇です。 ようやく、山頂へ続く尾根が見えてきました。
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一の塔で休憩 |
イワベンケイ |
先発隊が歩いている。その奥が本峰 |
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シラネアオイ |
ようやく山頂が見えてきました |
吾妻連峰でしょうか(山頂から) |
雪渓はホンの少しだけ歩きました。雪を取りに下りている人がいます。
山頂からの出発は13:00で時間に余裕があり過ぎ、ザックを枕に昼寝!贅沢な昼寝です。お陰で顔は真っ赤に日焼けしましたが。帰りの吊り橋は、慣れたとはいえ、はやり揺れると怖くて、皆両手でしっかりと摑まっています。
宿泊の民宿で同室だった女性2人はAコースに参加した健脚者で、そちらの話を聞きますと、こんな広い板(?)じゃない丸太1本の吊り橋を4回も通過するのだそうです。怖そう!と言うと「面白いわよ!」と。レベルが違います。
今回、新発田市、五泉市から参加の方がいらして、我が会のことをよく知っていまして、小国町在住の同室女性は本気で入会したいと話していました。西蒲区に親戚がいるので前夜泊めてもらえると。一年の山行数、バラエティに富んだ山行に魅力があったようでした。
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15:50到着。待っていたのは氷で冷えたトマト。飯豊の山開きでも出ました。昔ながらの酸味が程よい「本当のトマト」の味です。
丸齧りが美味しい!このトマトを食べる為だけでも参加したいと、特に女性は。初参加者よりもリピーターが多い訳が納得です。
この時点で、来年も是非参加したいと思いましたものね。「りふれ」で入浴して、一旦自分の車で宿泊先の民宿へ。
部屋で休んで、迎えの車で宴会の「りふれ」へ。下山後の宴会はリラックスして、ビールも地元の清酒も呑み放題で、注がれるままにほどよく酔っ払いました・・・
さて一夜明けて、民宿のご飯、そして山の恵の美味しかったこと。蕨の卵とじ。珍しい、というか初めての??「ヌキウチ」という名前のきのこ。
鮭の向こうにあるものです。それを味噌漬けにしたものです。秋に来るときのこ料理が沢山あります?答えは勿論との此処のお嫁さん。
祝瓶山の紅葉を愛でに、又来なくては!次回は「初参加」の肩書きが付かずに参加です!
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