個人山行紀行文 11.05.03(祝)
〜05(祝)
奥多摩紀行(2)
雲取山・
2017m
参加者
4名(男1・女3)
1507 N/O

≪コースタイム≫ 5月4日
 山荘おまつり=後山林道・車DP=鴨沢コース小袖集落810〜登山道合流8:20〜七ツ石小屋(10:3010:40)〜
 奥多摩避難小屋〜雲取山(12:501410)〜雲取山荘14:50(泊)

 ”山荘おまつり”さんご主人とT氏とで、まずは下山地点の後山林道へ車をデポ。私が過去2回行ったのは後山林道が奥まで通れる時でしたが、今はかなり手前で車の進入は規制されています。

 更に、ご主人の車で登山口の鴨沢コースへ送って頂きました。通常の駐車する場所よりも更に奥へと車を進め、こんな奥まった処に集落が!とビックリするほど、突然数軒の民家が現われてきます。小袖集落から少々、急な斜面を10分程登ると通常の登山道に合流です。

 道端にはヒトリシズカが咲いていました。そして堂所でしょうか?休憩地に親切な看板が。
七ツ石小屋からは薄っすらと富士が・・・其処に見えると言われて、眼を凝らせども・・・姿は見えず・・・

ヒトリシズカ 親切な指導標 富士山が見える・・・・はず

 過去2回登ったとは言え、鴨沢コースは始めてなので、まるで初めて登るような感覚で歩けて、新鮮な気持ちなのですが、如何せん、脚が重くゆっくりとマイペースで歩かせてもらい、健脚3人には先に歩いてもらいました。

 七ツ石小屋からは、頭上にヘリが旋回しています。警視庁の山岳救助隊の方がいました。
何か登山者に尋ねているようすです。
不謹慎にも「岳の世界ですね」などと言いますと「あちらはボランティアですから」と笑っていました。 
 他の登山者に聞きますと、5人グループで登っていた中の一人が体調が悪いので、此処で待っているとのことで、他の人達が山頂を踏んで、下りてきたら居ないと・・・。後山林道でそれらしき人が歩いていたとの目撃情報があったとのことで、程なくヘリの音も消えたので、見つかったのでしょうか?
 奥多摩避難小屋手前にはヘリポートもありました。

山岳救助隊 飛龍山? 山頂の標識

 向こうに見えるのが、明日登る予定の「飛龍山」かな?奥多摩避難小屋、雲取山避難小屋と避難小屋が随所にあるので、荒天の場合には助かりますね。
 さて、ようやく懐かしい山頂です。先に辿り着いた仲間が待っていました。
さすが、日本百名山、首都圏の山だけに最新ファッションの山ガール&山ボーイ、幼稚園くらいのお嬢さんが家族と一緒に苦もなく、スイスイと登っています。
 私はクタクタ・・・山頂から山荘までの下りは、雪解けと相まって登山道が泥濘状態。ようやく山荘です。

 クリスマス、大晦日等には様々なイベントがあるようですが。昨夜は一畳に一人は休めない状態だったそうです。連休の初日だからでしょう。本日は一畳に一人は大丈夫のようです。

 お天気も良いので、外のテーブルでビール等で乾杯! 同行Sさん持参の山海の珍味を頂きながら。

 この山荘で「残念だな〜〜」と思ったのは、せっかく本が沢山あるのに、座って寛げる「談話室」がないことでした。


 でも、晴天に恵まれて、クタクタになりながらもともかく、二日目は無事終了です。
             (おわり)

(雲取山荘)