〜〜〜 気軽に登れる太郎山 〜〜〜
地震以後、なんとな〜く気持ちがのらず家にいること多くなりましたが、そろそろなんとかせねばと思い、里山歩きを始めました。久しぶりに長野県上田市の太郎山に行ってきました。ここは新潟の角田山、弥彦山のように市民が多く登る山です。
太郎山は上田市街の北にあり、山頂には養蚕の神を祀った太郎山神社があります。天候や時間をあまり気にすることなく、いつでも手軽に登れる山です。
路上に車を止め出発。ありがたいことに登山口にはたくさんの杖、ストックが用意されています。おまけにクマに注意の看板までも・・・。登山道がちょうど上信越道のトンネルの上にあるために、しばらくの間は高速の音がついてきます。
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里から見た太郎山 |
表参道登山口 |
高速道路を下に見て |
登山道は良く整備されていますが、久々の登山には結構こたえます。咲き始めたダンコウバイの花を楽しみながら、丁目ごとにある石祠を励みに登ります。
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よく整備された登山道 |
丁目ごとの石祠 |
ダンコウバイの花 |
登山者が多く荒れがちな山を守るため、自然保護のポスターがあちこちに貼ってあります。どこの山も同じような悩みを抱えているようです。「気を付けましょう」と言い聞かせ、歩を進める。
石の大きな鳥居前に着く。ここで半分近く歩いたことになる。一休みです。林の中にはまだお花は少なく、スミレの花が少しあるばかりです。
ようやく神社前の大鳥居が見えてきました。この辺は千本桜の名所ですが蕾はまだ固い。開花の頃を思いつつ神社の階段を上る。神社前には小さな小さな鳥居があります。ここを潜って厄を除けましょう。ちなみに、大鳥居前によく手入れされたバイオトイレがあります。
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大鳥居 |
バイオトイレ |
太郎山神社、手前に小さな鳥居 |
拝殿前には登山記録のノートが備えられています。中には年400回を超える人もいるとか、イヤハヤ・・・です。
神社の脇を抜け最後の200メートル、目指す山頂に着きました。360℃の展望が効き、眼下には千曲川、上田の街が広がります。視界の良い日には遠く北アルプスまで見えますが、あいにくこの日は春霞がかかり見えませんでした。
登山後の入浴は千古温泉(入浴料500円)がお勧め、真田幸村の時代からあるといわれる秘湯です。 (おわり)
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