個人山行紀行文 11.04.03(日)
曇り
白山(村松)・1012m 参加者・男2名
1914 E/S

≪コースタイム≫
 黄金の里駐車場7:55〜慈光寺8:05〜3合目8:40〜山頂小屋(9:55-11:00)〜慈光寺12:45〜駐車場12:55

 大震災の後、山登りは少し「自粛」していましたが、4月に入り再開。1日は天気が良かったので白山に登りましたが、3日には「山開き行事」があるとのことなので、再度登る事にしました。
 受付をしてバッチなどを貰い、式典が終わってから歩き出す。慈光寺まで車道を歩き、その先は雪の上を歩く。1合目、すぐ手前の橋、1日は橋の上に雪がかまぼこのように有って危険でしたが、地元山岳会の人が取り除いてくれて今日は安全に渡れました。
山開きの式典 慈光寺への車道 尾根コースを3合目へ
 尾根コースは雪がたくさん有って危険な所も無く、順調に登ります。途中2合目で少し暑くなってきたので2枚ほど脱ぎ、3合目に着いて休んでいると、顔み知りの人など大勢登ってきました。
 少し休み4合目位まで行くと風が冷たく1枚着てから歩く。6合目あたりから晴れて居れば飯豊連峰が綺麗に見えるも今日はダメ。
6合目辺り もう直ぐ山頂
 9合目に来れば小屋も見えるも風が冷たく、今日は小屋の中でご飯を食べる事にします。小屋へは2階から入る。2階では宴会をしているみたいなので1階に下りる事に。
 1階には先客が1人だけでしたので場所は確保できました。少し早いがご飯を食べて居ると、どんどん人が入って来て小屋は直ぐ満員になる。
賑あう小屋の周り 小屋へは2階から入る
 少し休み外に出ると風も冷たく寒い。でも粟ヶ岳や川内の山は綺麗に良く見える。山頂には「テント」が何張りか有りその中の1張りから聞き覚えの有る声がしました。中を覗くといい匂いがして知り合いの人達が楽しそう食事中でした。
 もう一度川内の山々を見渡す。山はいいな〜、山に登れて幸。下山は田村線を下る事に。
小屋の中、賑わいの様子 山頂にはテントが幾張りも テントの中には知人が
川内山塊の山々を見渡す
 2日前はトレースが何も無く、又女性3人が同行していたので、安全の為田村線はあきらめ尾根線を下りました。でも今日は何人もの人が歩いたトレースを辿って田村線を下りました。
 雪も多く危険な個所も無く安全に下りられる。途中7合目で休憩、「天狗の腰掛」のブナの木に登ろうと思ったが降りれなくなると困るのでやめる。
 5合目を過ぎ4合目のすぐ手前の急な下り。何年か前に滑落事故の有った場所で、ちょうどその時に救助現場を通ったのです。その時の事が思い浮かび、何時も此処は慎重に通過する事にして居ます。この辺りからは雪も「ザクザク」になり、歩き辛くなってきます。

 鉄塔の所で最後の休憩を取る。後は天狗堂を通り慈光寺に着くだけ。白山は何度も登っている山ですが、山開きの日に登ったのは今回が初めてでした。 
                        (おわり)
”天狗の腰掛”で遊んでみる 無事天狗堂に着く