個人山行紀行文 11.02.02日(水)
晴れ
大蔵山・864m 参加者・単独
1914 E/S

≪コースタイム≫
 いずみの里7:55〜登山口8:15〜2合目9:22〜6合目10:44 11:00〜7合目11:30 11:45〜山頂12:15 13:20
 〜登山口14:45      登り 4時間 下り 1時間25分

 久しぶりに良い天気なので家にじっとして居れず、近くの山・大蔵山に登ってきました。
駐車場は除雪して無いので、”いずみの里”の入り口近くに車を停め、支度をして歩き出す。昨日1人歩いた跡が有るので安心して行くと、直ぐ先の駐車場までなのでガッカリ!。

 その先、登山口までの林道も歩き辛く時間が掛かる。入口の橋に雪が多く積もって危ないので、落ちない様に慎重に渡る。登山道脇の祠に、無事に登れる事を祈ってから歩き出す。
 此処から林道までの急斜面はツボ足で歩くも、3歩ほど歩く毎にすぐ膝上まで潜り「ワカン」を着けて登る。しかし、なかなかうまく登れず時間ばかり掛かる。

登山口 6合目あたり 山頂直下

 1合目から3合目までは”迷走”する事がよくあるも、3日前くらいのトレースが僅かに残り、迷う事無く3合目の尾根に着く。此処からはトレースは全く無くなるが、今日は天候も良くて見通しも充分あり、迷うこともなく尾根を歩けば良いので安心です。
 でも一人での「ラッセル」は交代が居ないので疲れ、額から流れ目に入る汗を拭き拭きマイペースで歩く。此のまま行くと今日は山頂は無理かも。行ける所まで行く事にする。

杖の下に大蔵の小屋 C菅名岳へ続く尾根 ワカンでの下山は楽しい

 6合目で大休止、行動食を食べる。此処からワカンを着けてもぬかり、7合目の直ぐ先まで30分も掛かって体力も限界。此処で又大休止、アのつく「力水」を飲み山頂まで行くか考えて居ると、スノーシューを着けた男の人が、私にラッセルのお礼を言い先に登って行ったので、踏み跡を辿って山頂まで行く事にしました。
 スノーシュの後をワカンで歩くと5センチくらい沈むも、ここまでと比べれば全然楽。1人歩いた跡だけなのにこんなに楽だとは、ほとんど疲れる事も無く30分で山頂に着きました。

13日の山頂、鐘の様子 22日、今日の鐘 山頂にて

 山頂の鐘はもう少しで雪に着きそうで、1月に来た時より雪が多く大違い。又、大蔵の小屋は完全に雪の中に埋まり見えません。
 今日は天気が良いので眺望を楽しんでいると、見覚えのある人が4人登ってきました。会の人でした。5人一緒にご飯を食べ、一緒にワイワイ言いながら下山しました。久しぶりに好天の雪山、疲れましたが満足の一日でした。
                                               (おわり)