個人山行紀行文 11.02.02日(水)
晴れ
五頭山(三の峰)
912m
参加者・単独
1866 S/T

≪コースタイム≫
 自宅9:50=駐車場10:45〜どんぐり村登山口11:10〜長助清水12:05〜昼食(12:25-1245)〜三の峰(13:10-13:25)
 〜長助清水13:45-どんぐり村登山口14:10〜駐車場14:25=自宅15:10

 今年の冬は各地に雪害対策本部が設置されるほどの大雪となっています。加えて、連日の寒波による低温でなかなか山に向かうような気持にはなれませんでした。
 しかし、2月に入ってようやく晴天マーク!。朝から用事があり、「今日も登れないなぁ」と思っていたものの、途中で用事を投げ出して五頭山へと向かいました。

 村杉温泉登山口の駐車場に来てみれば、道路わきの雪は凄い! 道端に寄せられた雪の壁は、優に2mは超えています。ここ数年でこんなに積もったのは見たことない。
 しかし、今年の除雪は真に上手く出来ている。行き止まりの駐車場は30台ほどが駐車できるものの、溢れた車は駐車位置を探すのに一苦労!というのが毎年の例ですが、今年は道幅を2車線分確保して除雪できているのです。おかげさまで、1車線は駐車に使えます。自分も有難く道路に停めさせて頂き、出発です。
除雪の行き届いたPへの道 スキー場コースとの分岐 登山道の様子
 新潟特例の”鋲付き長靴”を履いて、ほぼ快晴無風の道を快適に登り出しましたが、急坂を少し登っただけで息切れ、加えて大腿四頭筋が痛みます。1ヶ月近く登っていないので、今日は厳しいだろうとは予想していましたが、もうかよ!自分の基礎体力の弱さを恨みます。
 それでも、天気と眺めの良さ、清々しい自然の空気を楽しみながらゆっくりとではありますが、登り続けられました。出発が遅かったし、元々今日は三の峰まで登れればいいや。

 駐車場で出会った会のリーダーであるA氏はトットと登って、とっくに姿は見えず。そのうちに下山してくる人にも出会うようになりました。元リーダーI氏も元気に下山。更に登っていけば、美女二人を連れたIリーダーも、「連れてってくれって頼まれてさぁ」などと中条弁で言い訳しつつ下ってきます。(・・・・今日はよくリーダーに会うなあ)
 長助清水を過ぎて、このコース一番の見通しの良い場所に来て時計を見れば、既に12時を過ぎています。
快晴無風、見通しも良い!ここで昼にしなければ何処で食う!迷わず弁当を広げます。遥か新潟市内や対面の菱ヶ岳を眺めながらゆっくりと昼を楽しみ、再出発しました。
山頂が見えてきました 眺めの良い尾根 坂の上の雲・三の峰
 久しぶりの好天とあって、次々と下山する人に会います。
足も痛みますが、これもサボっていた罰だと思い頑張って登り続けて、ようやく三の峰に到着です。山頂の鐘は完全に雪の下に埋もれて位置さえも確認できません。避難小屋も完全に埋まっていますが、入り口だけはやっと確保されています。
 遠く飯豊連峰も純白の姿を見せてくれます。二の峰には人の姿もありますが、今日は無理をしない事にして、ひとしきり展望を楽しんでから下山しました。
避難小屋入口 二の峰を望む 三の峰で憩う人(遠景は菱ヶ岳)
純白の飯豊連峰
 登りよりも下山の方が足の痛みが大きい。踏ん張りが利かない感じで、何度も休みながら下る始末です。
やはり、山は登り続けないとだめですね。今度からは、心を入れ替えてちょくちょく登るようにしましょう。早く筋力を付けないと、皆んなと登るときに、迷惑をかける事にもなりかねません。 それにしても、久しぶりの山は良かった〜。   (おわり)