個人山行紀行文  10.09.25(土)
晴時々曇り
五竜岳・2814m メンバー
2人(男1・女1)
2070 S/F

≪コースタイム≫
 925日 新潟(3:15)=五竜テレキャビン駐車場(6:008:15)=アルプス平(8:30)〜地蔵の頭(8:50)
     小遠見(9:55)〜大遠見(10:55)〜
西遠見(11:25、昼食)〜白岳(13:10)〜五竜山荘(13:20)
 926日 五竜山荘(4:30)〜五竜岳山頂(5:306:00)〜五竜山荘(6:407:40)〜遠見尾根〜アルプス平(11:00)
     =十郎の湯=新潟(15:30)


 昔、東京単身赴任中に登った五竜岳を家内と二人で登る計画を練るも、当時の唐松岳経由五竜岳〜遠見尾根下山がどうしても今では無理があり、遠見尾根経由のピストン登山に計画変更して登ることにした。

25日【土】
 新潟を早朝出発し、糸魚川経由五竜テレキャビン駐車場へ僅か2時間45分(少々飛ばし過ぎか?)で到着。
始発(8:15)のゴンドラの世話になり遠見尾根の登山口到着(8:45)。ここから約6時間弱の登り、昼食や休憩を絡めれば15:30頃五竜山荘に到着の予定で登り始めた。
 
ゴンドラの中から見えていた白馬三山も地蔵の頭付近まで来ると薄い雲に覆われてしまう。
ゴンドラから見えていた白馬三山 ガスが覆い始めた白馬三山 地蔵の頭にて

 比較的登りやすい登山路を快調に足をすすめ小遠見に到着。ここまではファミリー登山等で賑わうとのこと。
小遠見を後にし、アップダウンを繰り返しながら中遠見”“大遠見と順調に高度を稼ぐ。西遠見雲の切れ間から顔を覗かせる五竜岳をおかずに昼食。

 その後は鎖場を数回クリアし、白岳を経由して13:15に山荘に到着。地図の標準時間を大幅に短縮?(地図の時間は合っているのかな?)
 山頂までは片道1時間。2時間もあれば往復出来ると心が動くも、ガスが立ち込めてきたため無理をせず、計画通り明朝のご来光狙いとし、ゆっくりと身体を休める。

小遠見からの五竜岳 西遠見からの五竜岳 遠見尾根の鎖場
五竜山荘(後方が白岳)

26日【日】
 早朝4:30に小屋を出発し、薄氷と霜、霜柱等でやや足場が悪い岩場を這い上がり、山頂に5:30到着、そして間もなく素晴らしいご来光が顔を出してくれた。
 山頂からは北の方向に白馬三山、西の方向に剱岳や立山連峰南の方向には鹿島槍槍ヶ岳、東の方向には浅間”“八ヶ岳北岳、遠く富士360度素晴らしい眺望を楽しむことができた。

暗闇の岩場をヘッドライトをたよりに 夜明け間近の山頂直下 山頂から観る剱岳と立山連峰
白岳から観た五竜岳と鹿島槍ヶ岳
 
 山荘に戻り、朝食を済ませてから7:30下山開始。
途中高山植物を物色しながら少々寄り道をして11:00に登山口へ到着。
近くの温泉「十郎の湯」で身体を温め昼食の後、新潟に15:30帰宅。
 
 一泊二日の慌ただしいピストン登山ではあったが、素晴らしい眺望に
大満足な山歩きだった。
瞬間的に観えた影五竜
五竜の草花