個人山行紀行文  10.09.10(金)
曇り後晴
風倉山・931m メンバー
(単独)
1914 E/S

≪コースタイム≫
  胎内川ダム駐車場750〜展望台.登山口800〜電波塔815〜北峰1010〜風倉山山頂
  (
1020-1100)〜北峰1108〜胎内川ダム駐車場1240
             登り 2時間30分  下り 1時間40
  
 台風の通過後少し涼しくなったので、足ノ松尾根から頼母木山行くつもりで胎内ヒュッテーから林道を歩き出す。今日は何か身体が重たく感じ、歩くのが普段よりキツイ。
 何とか登
山口まで行って尾根を少し登るも、今日は山登りは無理と思い引き返す。しかし、ヒュッテ−まで林道を戻ってくると体調も良くなってきたので、このまま帰るのも何かもったいなくなり、急きょこの近くで初めての山、風倉山に登る事にする。

 胎内ダムの駐車場に車を止めて歩き出す。ダムの
堰堤を対岸に渡りコンクリートの階段を百数十段登ると展望台に出て、そのすぐ先に登山口が有る。
 此処から二十数段の階段を登り、平らな道を行くと今度は二百数十
段の階段が始まり、登りきったピークに電波塔が有る。此処から下り又登りのアップダゥンの尾根歩の始まり。
ダムと後ろに風倉山 登山口 長い階段
 登山道は広く刈り払われ、良く整備された道。尾根道は五葉松やブナの林の中の少し痩せ尾根で松の根が地面に縦横に伸びていて歩きずらい。又、急登で「両手で根っこにつからりながらの下りは大変だなあ」と思いながら登る。
電波塔  尾根道と五葉松 新しい切株と根っこ
 三つ目のピークに男の人が休んでいました。下山中の人で、埼玉から来たそうで朝5時から歩き出したとか。
尾根が広くなると五葉松やブナが無くなり灌木。この辺りから登りが厳
しく、木につかまりながら登る。少し平らな尾根で休憩する。風も大分涼しくなり気持ち良い。眼下にダム湖や自分の車が見える。ダムの水は台風の雨の影響か濁り茶色で綺麗では無い。
奥が山頂(中央) 北峰 風倉山頂
 此処から北峰の奥に山頂が見えるも、此処からこの山一番の急登が始まる。ロープも有りつかまりながら北峰に着く。信仰の山なのか石の祠が祭ってあり、又これから行く風倉の山頂が良く見える。
此処から山頂までは刈り払いがして無くて
少し藪っぽく、又登山道も良く見えない。おまけに岩まじりの痩せ尾根で、一歩ずつ慎重に歩く。
?差と鉾立 少し色ずく木々 北峰から山頂
 山頂直下はロープも有り、木とロープにつかまりながら登る。山頂には誰もいなくて私だけ。此処にも石の祠が祀ってありました。標高は低いが眺望は抜群。
 周
りの木々も少し色づきはじめ、10月の会山行の頃は多分良いでしょう、自分は予定が合わず行けないけど。
飯豊や二王子を見ながら、少し早い昼飯。風も涼しくなり少し寒いくら
い。

 帰りは急坂の下りの連続。つま先が痛くならない様に途中で靴ひもを良く締め、
木につかまりながら根っこにつまずかないように慎重に下りる。
 途中登ってくる男の
人に会う。今日この山で会った人は2人だけ。静かな山登りが出来ました。(おわり)