個人山行紀行文  10.08.6(金)
曇り
火打山・2462m メンバー
(単独)
2044 S/H

≪コースタイム≫
  300=笹ヶ峰登山口(547-600)〜黒沢橋645〜富士見平800〜高谷池ヒュッテ847
 山頂(1030-1115)〜高谷池ヒュッテ1209^富士見平1253〜黒沢橋1351〜登山口
 (1429-1445)=家1745

 夏山シーズン真っ盛り!。会山行も多く、連日のように更新される会HPに個人的事情により会山行はおろか山に行きたくても、それができないことが歯がゆい。
 忙しい日々のうち、一日だけ自由の身になれたので、兼ねてから予定していた火打山に行ってきました。高速代を節約するため朝4時前に三条燕ITに入り、まだ暗い北陸道を進み妙高高原ITを出て笹ヶ峰登山口に。

 さすが百名山、平日の朝6時前だというのに二つの駐車場に50台ほどの車。
準備をして白樺、ブナの林の中の木道を歩き出す。黒沢橋まではほとんど平らな道、橋の横で休んでいると後ろから一人の登山者が追いついてきて隣で休む。聞くと地元の人で、鍛錬に火打山はよく登るという。そこからは彼の後からついて行く。

笹ヶ峰登山口 ブナ林の中の木道 黒沢橋

 速い!、でも必死でついて行く。次の休憩で火打山のことを教えてもらう。景色を望みなら秋がいいとのこと。夏は麓が晴れていても火打山は雲の中。日本海が近いから夏はいつも雲がかかっていること、夏の景色は朝と夕方だけとのこと、春はまだ雪がたっぷりとのこと、夏の火打山は花が魅力とのこと。

十二曲 木道を歩く 富士見平分岐点

 周りの景色が望めないまま高谷池ヒュッテに到着。
ここからは山頂までお花畑の連続、すごい!。8月だというのにまだたくさんの花、それをカメラに撮るため彼と別れ、いろいろな花の写真を撮った。残念ながら名前を知っている花は「耳かき棒(ワタスゲ)」のみ。

池塘とワタスゲ 高谷池と高谷池ヒュッテ 天狗の庭のワタスゲ

 雷鳥平はガスの中、見渡せど雷鳥なぞどこにも見えない。そこから山頂までの急登は疲れた身にはほんときつい。一歩一歩足を前に進めてようやく頂上に。
 このとき青空が頭上に現れた。コンビニのオニギリを食べ、青空が広がるのを待っていたが、しばらく待ってもダメ。

火打山頂上

火打山の花

 大休憩の後、下りに入る。高谷池ヒュッテと富士見平で休憩をとり、後は一気に登山口まで。帰る支度をして車の運転をすると突然の雷雨、ここまで道を譲ってもらった多くの人は雨の中たいへんだろうと思う。

 帰りはPAで何度も休憩をとり17時5分に三条燕ITから高速を出る。
100kmまでは通勤割引、高速料金片道3300円のところ行きが1650円、帰りが2000円、うん、うまくいった、自分へのご褒美に家の近くのコンビニでスーパードライ500を2本買う。
 それにしても最近の自分の山登りはどうしてガスに包まれた山ばかりなのか。普段の行いが悪いかなあ。
(おわり)

火打山で会った花たち