個人山行紀行文  10.07.01(木)
晴れ
一切経山・1949m
浄土山・1600m
メンバー
(女性2)
1993 T/O

≪コースタイム≫
   猪苗代町(6時)=吾妻スカイライン=浄土平P(7時40分)〜鎌沼付近・朝食タイム
  (8時半-9時半)〜姥ヶ原〜鎌沼付近〜酸ヶ平非難小屋(10時半)
〜一切経山頂(11時)
  〜酸ヶ平避難小屋〜浄土平P(12時40分)=温泉=帰宅

 雨を心配しながら一切経山に行ってきました。
家形山と一切経山の間にある火口湖「魔女の瞳」を見たくて、友人と二人で前日夕方、家を出発。
新潟は曇りでしたが会津付近から本格的な雨、又もや雨女の仕業か?明日のお山は無理か?と、半分諦めていたものの目覚めれば雨は止んで清々しい朝!。
 天気予報を確認、雨が降らないうちにと食事もせず6時に出発、吾妻スカイラインを走り浄土平駐車場へと向かいます。

【7時40分】
浄土平から眺める一切経山。 活火山のため今も噴煙が上がっています。

【振り向いて吾妻小冨士】
 小学校6年生のときに修学旅行で訪れて以来の吾妻小富士です。このお山を背に鎌沼自然探勝路に入ります。

【8時半】
一時間ほど歩き、沼を眺めながら朝食とします。朝食時間は1時間くらいでしょうか? ゆっくりのんびり、コーヒーが美味しかった。

【9時30分】
「そろそろ行きましょう」と、周遊開始。鎌沼は上から見ると農作業の鎌の形をしています。一番奥に見えるのが一切経山
。火山性ガスの危険を避けてこの沼沿いに、左側の湿原を歩いて一切経山へと向かいます。

【10時半】
鎌沼と酸ヶ平避難小屋を後に、植物の生えていない一切経山へ登ります。

【11時】
30分くらいの登りで山頂です。周りはガスが無ければ遮るものはなく、吾妻連峰360度のパノラマ。

右側に吾妻小富士のお釜を見ながらの山頂です。このお釜も一瞬のうちにガスに覆われ、見えなくなってしまいました。

 いよいよ待望の魔女の瞳・・・見えました!!。
滑り落ちないように注意しながら、視線を下へ。コバルトブルーの瞳は吸い込まれそうな美しさ、奥が家形山です。植物の生え方がはっきりと区切られています。
 帰るのがもったいないくらいの美しさ。しばらく見とれていましたが霧も濃くなってきたので、避難小屋から駐車場へと下り帰路に着きました。

鎌沼周遊コースはチングルマ、ハクサンシャクナゲ、ワタスゲ、ミヤマリンドウと数々の花々が咲いていて、ゆっくり写真を撮りながら、眼も身体も心もホッと一息つけるひと時を過ごせました。        (おわり)