個人山行紀行文  10.04.18(土)
晴れ
山スキー
焼山
メンバー
4名
1854 M/T

 某山岳会若手が「焼山」へ行くという。地形図(1:25000)の上から下まで標高差は2000m弱。誘われた我々ロートル3人はとても届く自信がない。
 「別行動で行ける所まで」と言う事で、お供させてもらう。
 (蒸気をあげる焼山)  (目指す山頂は遠い)

 前夕発、上越の温泉ランド泊と大事をとるが、これが完全に裏目。ついつい宴会が長引く。5時過ぎに笹倉温泉も玉野は半分二日酔い状態。
 シールを付けて出発するもピッチは上がらない。幸い天候は申し分なく絶好の「山スキー日和」。何とか5時間ほど頑張って、数年前に滑った「昼闇山」を右手に望む1300m地点を今日の山頂とする。

 (へっぴり腰ですべる・・・・・)
 本当の「焼山山頂」ははるかに遠い。火打山に続く絶景を見ながら「迎え酒&ランチ」タイムだ。

 登ってきた2人組のパーティに「もうビールかね?」と冷やかされる。よく見ると楽山会の重鎮・長谷部さん。まずいところを見られるが「玉ちゃんらしいや」と優しい言葉。
 
 それにしても72歳にして山への情熱とその健脚は衰えを知らない。「もうすこし上まで」と快調なピッチで登っていく。

 下りは速い。1時間で登山口、山スキーの威力だ。温泉に浸かり、ビールを片手に「次回は飲みすぎないぞ」と反省しきりの、これはまた楽しい山行でした。                    シーハイル!!!