個人山行紀行文  10.03.4(木)
晴れのち曇り
白山(村松)・
1012m
メンバー
男・2名
1914 E/S
 
≪コースタイム≫
 慈光寺8:15→1合目登山口8:30→3合目8:48→山頂小屋10:30 11:30→天狗の腰掛12:00→慈光寺13:30

 午前中は天気良さそうで午後はよくない。チヨット事情が有り、10日の会山行、白山 をキャンセルする。何時も雪の頃行っている山なので行きたい。いつもの仲間を誘い 白山へ行って来ました。

 1合目手前の橋、雪の上をヒヤヒヤしながら渡る。登山道は 良く踏み固められていて、今日はスパイク付きの長靴では無いので6本爪のアイゼン を着けて歩く。3合目で一休みする。4合目を越えると雪に割れ目が有り、夏道の雪の無い所を所々歩く。

3合目あたり 7合目あたり 9合目あたり、もうすぐ山頂

 7合目で休んで居ると男の人が早足で登って来る。村松の人で顔 見知りの健脚の人。挨拶をし、私たちを追い越しアッと言う間に見えなくなる。早い早いまねは出来ません。8合目からは風も強く、又雪もサラサラと風に飛び前の人の トレースも所々消えていて下の雪は固く表面が滑って歩きずらい。

山頂からのパノラマ 山頂からの山々 山頂小屋

 9合目からは雪も固く何処を歩いてもぬからず気持ち良く歩ける。間もなく山頂小屋に着く。小屋に入 る前に周りの景色を見る。直ぐ近くに白山烏帽子が見え、粟、守門は目の前に、弥彦 の向こうに大佐渡の金北山も良く見える。飯豊は真白、朝日連邦から鳥海山も見え、 昨年行った五剣谷や川内の山など見て居ると飽きないが寒くなったので2階から小屋 に入る。

大佐渡の山々 白山烏帽子 遠くに飯豊
天狗の腰掛け





 小屋の中で昼飯を食べ、ゆっくり休んでから田村線を下る。
頂上直下の急な下り、雪は未だ割れて居ないが暖かい日が続けば直ぐ割れそう。

 天狗の腰掛けで一休み。5合目からの神戸山へのトレースは無し。4合目直ぐ近くの急な下りに着く。

4年前の雪の頃此処で女の人が30メートル滑落、木に頭を激突して意識不明の重体に成り、ヘリで救出している所に遭遇。
 近くで見て居ると、ヘリのローターの風圧が強く飛ばされそうになり木にしがみつくも、お気に入りの帽子が飛ばされ谷の中へ、無くなってしまいました。

 それから此処を下る時は何時も慎重に下ります。
今日も何とか無事に下山できました。            (おわり)