個人山行紀行文  10.02.22(月)
晴れ
大蔵山・864m
菅名岳・909m
メンバー・2名 1914 E/S

≪コースタイム≫
  新津7:00→いずみの里7:30→登山口7:40→6合目9:12→大蔵山10:27→菅名岳11:53→お昼12:05-12:40
  →いずみの里15:40→新津16:10

 今日はお天気が良いので、山友達と2人で大蔵山から菅名岳まで縦走して来ました。
駐車場までは徐雪がして無いので、「いずみの里」のすぐ横に車を停めて歩き出す。昨日は日曜日なので、多数の人が山に入ったみたいで林道から良いトレースが付いている。

大蔵山山頂の鐘 大蔵の小屋は雪の下

 1合目で一息入れ、良く踏み固められた道を急ぐ事も無いのでゆっくり歩く。
3合目迄は合目を書いた標柱が見えるも、後は雪の下で見えない。6合目で一休みする。此処から五泉の市街や阿賀野川の流れが良く見える。此処からの登りはトレースも所々消え、膝までぬかる所も有る。

大蔵山から菅名岳へ 大蔵山頂へ

 何とか8号目あたりまで来るとトレースは完全に無くなり、又腰までもぐり身動きが取れなくなったのでワカンを着けて歩く。後から来た男の2人連れはワカンを持参しないので、引き返す。先日の会山行で、ワカンの”おいらん歩き”を習ったばかり、さっそく実行してみる。なかなか歩きやすく疲れない。

大蔵山から菅名岳へ 大蔵山頂へ

 尾根に出てから風が強く寒い。でも青空が出ているからいい事にするか。
大蔵山の山頂に着く。雪は多く、山頂の鐘は丁度私の股のあたりに有る。写真を撮っていると女の人2人が登って来る。燕と小出から来たそうです。菅名を越えて途中まで一緒に下る。

川内山塊の山 大蔵から菅名へ

 山頂からは飯豊や二王子、川内の山など綺麗に見えて幸せ。山を見て居ると嫌な事も忘れ心が落ち着く。大蔵の小屋は完全に雪の下に有りポールが出て居るだけ。菅名への道は風は強いけどトレースも有り歩きやすい。本当は今日、三五郎山から横山を通り風越尾根を歩いて大蔵遺跡迄行く予定でしたが、風が強いので、又後日にして今日は菅名まで。三五郎山を越え、雪庇の所も無事に通り、菅名岳に着く。此処も雪は多く山頂の鐘は私の腰位の所に有りました。

菅名岳山頂

 風が強く寒いので、丸山尾根から下山。雪の有る時、何度来ても思い出すのは、5年前カモシカの足跡を人のトレースと間違い沢に入り大変な目に有った事。
9合目くらいまで下り風も来ないので昼ご飯を食べ下山する。後ろから男女2人ワカンも着けず、ヌカリながら追い越して行く。又、元気な女の人1人追い越して行く。どこかで見たことのある人、高立山で会うことの有る新潟のNさんでした。

菅名岳からの下り
菅名岳からの下り 最後の1本橋

 午後から気温が上がり雪が重く成り、下りの楽しみであるワカン歩きはダメ。椿平を越え、いずみの里への標識から下りるも急な所を下りるので大変気を使う。
今度は川沿いのトラバース、雪が緩んでいるのでこれも大変。次は細い橋の上に雪が2メートルも積もった上を斜面につかまりながら渡る。最後は1本橋の上に雪が積もり、ワカンで渡るのは怖い。落ちると大変、川の中を渡る。
直ぐに林道に出ていずみの里迄歩く。今日も吉清水の水汲みは大賑わい。横を通り新津に帰る。   (おわり)