個人山行紀行文 | 10.01.27(水) | トンガリ山・429m &尾根周回 |
メンバー 単独 |
1861 K/Y |
<行程> 笠掘集落8:20→9:20トンガリ山9:35→12:10 682m峰13:00→14:40笠掘ダム→15:10笠掘集落 |
週間天気予報でお日様マークが出て以来、1月27日を待ちに待っていました。今年はこの時期めったに見られないお日様マークです。その前の19日を逃しているので、何が何でも山に行ってやろうと万難を排して待ち構えていました。
とは言っても、今年は雪が多いのでラッセルがきつく、まとまった所には行けそうもないので、お手軽なところで、見晴らしが良くてと思い巡らした結果、何年か前の秋、何処かの山に登ったついでに立ち寄った笠掘のトンガリ山に思い至りました。
トンガリ山は標高428.6mの山ですが、とても見晴らしが良かったと記憶していました。でも小さな山なので、それだけではガソリン代がもったいない気がして、大谷ダムと笠掘ダムの間の山域を尾根伝いにブラブラと歩いてみることにしました。
結果は大成功、トンガリ山のみならず、尾根からの景観もトンガリ山を遥かにしのぐ大展望でした。曜日ではなく、天気予報で山行日を選べるってのは最高の贅沢だなぁと思いました。
道路から尾根への取り付き点。 さすがに中越の山域、雪がたっぷりあります。 |
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トンガリ山に向かう尾根。 広くてなだらかで、とても気持ちよく歩ける尾根です。 これも雪があればこそ、雪がなければひどい藪の尾根です。 |
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トンガリ山に向かう尾根の途中から眺めた笠掘の烏帽子岳。 迫力があります。 |
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トンガリ山の山頂。 ウサギの足跡がありました。ウサギも久しぶりの天気なので、景色をを楽しみに来たのでしょうか。 (ウサギにはそんな暇はないでしょうね、怒られそう・・・) |
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トンガリ山からの眺望。 笠掘ダムの上に烏帽子岳、その左後ろに粟ヶ岳が少し顔を出しています。 ダム湖(笠掘湖)は結氷しています。 |
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トンガリ山からの眺望。 守門岳が真っ白です。肉眼では息を飲むほど素晴らしい景観なのですが、 私の腕ではその素晴らしさをカメラで表現できません。 残念です。 |
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トンガリ山から少し先に進むと、粟ヶ岳と一本岳がきれいに見えてきます。 尾根の標高は470mくらいです。 |
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標高547mのピークから。 トンガリ山を振り返りました。真ん中の白い三角がトンガリ山です。 ズーっと後ろの白い山は八木ヶ鼻の袴腰山です。 |
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標高547mのピークから見た大谷ダムのダム湖、その名もひめさゆり湖です。結氷しています。 「田んぼのようだ」などとは言わないでください。写真の腕の悪さに気が滅入っているのですから・・・。 |
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前方の尾根が何やら怪しい雰囲気になってきました。 あそこを越えて行かなければ先には進めません。 ムムっ!と、気が引き締まりました。 |
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尾根の難所を無事通過、ほっとして振り返りました。 この場所がやばいのは、ただの岩のやせ尾根ではないのです。 雪が岩に直に付いていなくて、岩に被った松の枝葉についていて、その雪の上を歩かねばなりません。 |
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682m峰から光明山方面。 光明山がほんのわずか頭を出しています。 |
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682m峰から川内方面。 左が青里岳、右が矢筈岳です。 雪はたっぷり、このまま気温が急上昇しなければ、今年の残雪期は楽しみが増えそうです。 |
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682m峰(右側)を振り返りました。 光明山への登山道は、682m峰の左側の谷間(682m峰から250mほど下)を通っています。 |
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笠掘ダムのダム湖を見下ろすようになると、尾根歩きも終盤です。 | |
笠掘ダムに下る尾根の途中からトンガリ山が見えました。 段々畑のような山肌の上の白いピラミッドがトンガリ山です。段々畑のような箇所は、岩石の採石跡で、笠掘ダムの建設のための岩石はここから採石されました。 |
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尾根の周回を終わり、ここに降りました。 降りた所の道路反対側には、笠掘ダムのトイレがあります。 (おわり) |