個人山行紀行文 | 09.10.24(土) | 神奈山(かんなさん) ・1909m |
メンバー 女性3名 |
1507 N/O |
≪コースタイム≫ |
会山行「旗持山」を「新潟日帰りファミリー登山」の本で眺めていまして、その時に「神奈山」を見つけて、行きたい!と思い、晴れ間を縫って、出かけてきました。
『頚城の地に春の訪れを告げる「妙高の跳ね馬』の雪形は、この神奈山の北面に現われるのだそうです。今回は、弟が妙高山を目指すので、登山口で別れて登りました。
画像は、燕温泉から麻平分岐。此処から神奈山。
木々の高い場所ではもう既に葉は落ちていますが、その分、見晴は良いです。赤く色づいている木々の間から妙高山がデ〜〜ンと姿を見せています。
妙高の姿も遠くから眺める形と違い、ズングリ&コンモリって感じで迫ってきます。黄金の清水で喉を潤して、大倉沢の渡りでは、石の上を飛び伝い、ストックをもう1本借りて慎重に滑らぬように、渡ります。
妙高への分岐、黒沢ヒュッテへの分岐をそれぞれ過ぎて、小さいピークを一つ超えて、神奈山山頂です。こちらから行くと、山頂手前の南方面が切れ落ちていて見晴が良く、野尻湖、斑尾山方面、写真左上端に雲海に、浮かんでいるように見えるのは「高社山」だそうです。
葉が落ちているので、木々の間から見える「火打山」
山頂少し手前で、単独男性が追い越して行きました。東京から来て、昨夜は高谷池ヒュッテに泊まったそうです。私たちと同時くらいに関温泉から登ってきた単独男性と、山頂ではこの5人だけです。
実は、登る前に、ネットで検索すると、関温泉からの道は「藪っぽい」という書き込みが多くあり、妙高市に問い合わせたら、刈払はしているのですがねぇ〜〜、登る人が少ないから、燕新道から登ることをお薦めしますよ、との返答でしたので、燕新道から来たのですが、ラッキーなことに関温泉から来た人に登山道の様子を聞きますと、大丈夫、藪ではないです、との返事。では!と山頂からもはや下り始めた、妙高の弟に連絡をして、関温泉で車を待っているように頼みました。
関温泉へ下る道は登り返しはなく、ひたすら下ります。スキー場リフトの乗り場から見る、妙高山
リフト乗り場が3箇所あり、刈られた竹の細い枝とその下の泥濘が滑りやすい道を用心しながら下ります。最後のリフト乗り場からは遠回りに道もあるのですが、私達は尚も、ショートカットしてゲレンデを真っ直ぐに下りました。
関温泉は「源泉100%かけ流し」少々熱めの湯で、入浴料は500円です。
これからは、高い山は行けないので、低山、里山専門です。関温泉と燕温泉間にはバスも走っているので、予め時間を調べれば、周回が出来ますね。 (おわり)