個人山行紀行文  09.07.05(土)〜06(日)
      晴れ
小国町・飯豊町合同
飯豊連峰山開き
石転び沢出会いまで
1507 N/O

山形県側からの飯豊連峰山開きは、例年飯豊町と小国町の合同事業で行われ、今年は小国町側からです。この山開きに単独で参加してきました。
4日午後4時、飯豊山荘集合。メンバー表、コース説明等が載っている冊子を受け取り、指定の部屋へまずは荷物を置き、時間があったのでお風呂に入ります。


飯豊山荘前にて、登山の安全を祈る神事とテープカットが行われました。
テープカットにいるのは参加者最年少、長井市からいらした11歳SAKIちゃんです。

(山開き神事とテープカットの様子です)





6:30からは食堂で懇親会&宴会です。昨年の飯豊町での宴会とは打って変わり、こちらは、歌あり、踊りあり、合唱ありのとても和やかな楽しい宴会となりました。
(前夜の宴会。小国山岳会の方が山岳会の歌を)

小国町の「飯豊朝日連峰登山者情報」1,255号にて記事がアップされましたので、ご覧下さい。http://www.iideasahi.jp/1255-B4.htm

 






 翌5日は夫々の登山コースに向かって出発です。
各コースは、・A⇒梶川尾根往復(参加者23名)・B⇒温身平から石転び沢出合往復(参加者50名)・C⇒倉手山往復(参加者8名)の3コースがあります。
Bコースには、楽山会の会山行のように、千葉県柏市からのマイクロバスによる団体25名の参加がありました。

 飯豊連峰は奥が深く、入り込むにも3県からのコース、それもグレード等に応じて、山頂を目指さずとも様々な楽しみ方があります。
私はBコース「石転び沢出合」コースです。私の力ではとても石転び沢の雪渓を登ることは出来ませんが、せめて出合まで行ってみたいとの念願が叶った訳です。

 
梅花皮岳方面)                       (雪渓が見えてきました
5:30、飯豊山荘出発。6:00温身平で朝食。9:00出合到着。
ゆっくりとした食事の後は行ける処まで、時間の許す範囲で各々雪渓歩きを楽しみました。 
雪渓から梅花皮小屋方面)              (サンカヨウ)
 生憎、山頂方面はガスっていましたが、それでも「石転び沢」と梅花皮岳、北股岳方面と雪渓の雄姿は十分に楽しめました。雪渓脇にはハクサンコザクラ、途中では既に実を付けていたサンカヨウが咲いていましたし、キクザキイチゲ、エンレイソウなどなど、花を楽しむこともできました。

 
梶川出合の徒渉)                     (ハクサンコザクラ)

(温身平から「けもの歩道」にある「観音平」の名前の由来のナラの木)

飯豊連峰の周辺は今年に入って、これで3回目です。これから、夏山本番、小屋に管理人さんも常駐します。
 今年は是非本山や北股岳等にも行きたいと、はるか雪渓上部を見上げながら思ってきました。
        (おわり)