個人山行紀行文   09.06.16(火)
  天候:晴れ後曇り
月山・1984m 初めて残雪期の月山へ
1914 E/S

≪メンバー≫ 男二人
≪行   程≫
自宅4:00〜姥沢登山口8:10〜姥沢小屋8:25〜リフト下駅8:45〜
リフト上駅9:40〜湯殿山分岐10:35〜牛首11:02〜月山、山頂〜
12:05〜13:15〜姥沢小屋15:02〜登山口15:15〜自宅20:20

 良い天気なので山友と二人で山形の月山へ行ってきました。天候は晴れ、姥沢の所から木道や階段の道を登り出すと男の人が下りて来たので、山の様子を聞くと「雪が多く危険な所が有るので帰って来たのだ」と。「あなた達も危ないからリリフトの横の沢を登った方良い」と言われたので、下りてリフトの駅まで行く。
 
イチゲとミヤマキンバイ                    シラネアオイ
 リフトは今点検整備中で運転は中止。横の尾根の雪の斜面で消防航空隊の人達が救助訓練をしていました。駅より左の沢へ下り、雪渓を登る。斜度がきつくなったのでアイゼンを付ける。滑らないように気を付けながらリフトの駅が見える所まで登る。救助訓練のヘリコプターが飛んでいるのが見える。
 
シラネアオイ                           訓練のヘリとリフト駅
 残雪が無くなったので笹藪をかき分け登山道に出てリフトの駅まで行く。そこから姥沢からの道が雪でわからないので、姥ヶ岳の方に少し登り雪の斜面をトラバースし湯殿山からの分岐に出る。少し金姥の方に行くと、チングルマ、ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ミヤマキンバイ、多くの花が有り綺麗でした。
 
リュウキンカ                            下りの牛首
 柴灯森、牛首へ行く登山道には、シラネアオイの群生や、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲなども咲いていました。頂上へは石のゴロゴロの急登。道の横にはミヤマキンバイの群生、綺麗に咲いていました。
 山頂の近くに延命地蔵様が有り、75歳迄生きれる様お願いする。
広い山頂はハクサンイチゲの群生。小屋も月山神社もまだ閉鎖中、誰も居ない。前に来た時五百円払って神社に入ったが、今は誰も居ないので、お賽銭を上げお参りする。
 
金姥花登山道                          柴灯森からの姥ヶ岳

牛首登山道と月山
 神社の裏の見晴らしの良い所で昼飯を食べ、のんびりと山々を眺める。雲が出て来たので下山する。途中アイゼンを付け雪の上を下る。今年最後の雪上歩きになるかも?
 姥沢への下りは途中十数ヵ所の雪渓のトラーバスが有り、アイゼンを外して居てそのまま行くも安全の為アイゼンを付けるべきだと反省する。最後の雪渓を越えた所に水が流れていて、水芭蕉やサンカヨウ、リュウキンカが咲いていた。
そこから程なく姥沢の登山口に着く。このコースは初めて、又雪の有る時来るのも初めて、雪有り、花有り、感動しました。
                                                          (おわり)