個人山行紀行文  09.04.13(月)
焼峰山〜松ノ木峰縦走 青空の下、絶景を歩く
1861 K/Y

 お天気が続く予報だったのと、4月7日〜9日にかけて縦走した二王子〜門内のルートを眺めて見たいという気持ちもあって行ってみました。

<行程>
 
滝谷登山口7:209:45焼峯山→11:40四ツ倉12:2013:00小倉→13:15大倉→13:40松ノ木峰→
  14:30赤津山登山道合流点14:5016:20林道→18:10ダム

 滝谷集落先の登山口から焼峰山に登り、そのまま尾根伝いに四ツ倉、小倉、大倉、松ノ木峰へと進み、さらに西ノ峰方面に進んで、赤津山に登る登山道から加治川沿いの林道に降りました。

 家を出た時から小雨が降っていました。登り始めて間もなく、本格的な降りになり雨具の上下を着けましたが、ウグイス平と修蔵峰の中間ほどの所で予報どおり雨は止み、以後は青空の下で絶景を楽しみながら歩くことができました。雪が出てきたのはウグイス平の直前からで、水場(清水釜)からは登山道が完全に雪に覆われました。

 このルートは蒜場〜大日、二王子〜門内に至る尾根に挟まれていて、歩いていると山々のど真ん中にいるような感覚になります。特に、四ツ倉からの景観は絶品です。四ツ倉はピークが大きく、雪が豊富で、ピーク周辺の地形がなだらかな起伏を描いているので、ピーク周辺自体が気持ちよく、美しいうえ、周囲が大きく開けています。

 ただしこのルートには、焼峰山東端の東台山(焼峰ノ頭)から四ツ倉の間、大倉から松ノ木峰の間、赤津山登山道への合流点の直下など、尾根が痩せていて雪がガタガタになっていること、加治川治水ダムから湯の平に至る加治川沿いの林道が通年封鎖されていて、膨大な林道歩きを伴うという難点があります。

四ツ倉に向かう尾根。

雪が割れている箇所が随所にありました。

四ツ倉山頂付近から焼峰山を振り返りました。

四ツ倉手前のピークから大倉までの間は広い快適な尾根が続きます。
四ツ倉から加治川に向かう尾根を下ると、加治川治水ダムの少し上流にある橋の袂に降りられます。

四ツ倉から先の稜線。小倉、大倉、松ノ木峰とピークが連なっています。

前方は左側が西ノ峰、右側が赤津山です。

四ツ倉から二王子方面、見えているのは二本木山です。

小倉に向かう尾根の途中からからの烏帽子岳。
ここからは南峰、北
峰がきちんと見えます。

小倉から振り返った四ツ倉、大き山容です。雪が吹き溜まる場所なのでしょうか、標高の割にはとても雪が多く、なだらかで、美しく気持ちがいいところです。

焼峰山は右肩の陰に隠れて見えません。

白いピラミッドは大倉です。

ピーク周辺はなだらかで、気持ち
がよいところです。

松ノ木峰に向かう尾根。

雪は割れてガタガタでした。

赤津山登山道に合流するピークから歩いてきた尾根を振り返りました。

写真では見えませんが、肉眼でははるか遠方まで続いているトレースがくっきりと見えます。

赤津山登山道との合流点からの西ノ峰、この場所からだとゆっくり往復して40分でしょうか。

西ノ峰から尾根を写真右に行けば30分ほどで赤津山に行きます。

赤津山登山道を下る途中、休憩した時に大日岳が見事だったので、シャッターを押しました。


登山道はまだほとんど雪の下ですが、ブナの芽吹きはもうすぐです。