個人山行紀行文 | 2009.03.08 |
守門大岳・1432m | 東洋一の大雪庇見学 | |
1862 Y /I |
しばらく雨模様の天気が続いていましたが、久し振りに日曜日にお日様マークが点りました。
それなら、「東洋一の雪庇を見に行くべし」と、急遽仲間を誘って守門大岳に行って来ました。
ただ心配だったのは、暖冬小雪の今年の雪の具合です。
天候と雪庇の張り出しの状態、きれいな写真を撮るには不可欠の条件です。
期待は高かったものの、折角のお日様マークも厚い雲に覆われて、お日様はついに姿を見せてくれませんでした。その上、風も無い。
頂上で過ごすには、この上も無く快適なのですが、雪庇を見るには雲を吹き飛ばしてくれる大風が欲しかった。
人間って都合の良いことばかり考えるものなのですね。
ゆっくりお昼を食べながら青空を待ちましたが、残念ながら雲は動きません。
しかし、この時期に大岳の頂上に2時間近くも居られるのですから登山日和だったのかも知れません。
山スキーを楽しむ人達も次々に登ってきて、この日の大岳は大賑わいでした。
前日降った新雪に覆われた山肌も清々しく、そこに描かれたシュプールはすごく美しく見えました。
良い写真は取れませんでしたが、頂上でのんびり過ごすことができたことを思うと、今日はこれで良しとしなければなりません。
十分満足な山歩きでした。
歩き始めの二分口から見た大岳。駐車場は 満杯、大賑わいの守門でした。 |
頂上直下、もっとも苦しい場所です。 あと一息、頑張れ! |
お日様に嫌われ、大迫力の雪庇とは いきませんでした。 |
青雲の方から大岳に向ってくる登山者の姿。 |
こちら側は、張り出した雪庇と秀麗な粟ヶ岳が 見所なのですが、粟は雲の中でした。 |
まぁ〜るい大岳も反対側は雪庇なのです。 (この写真はK氏より戴きました) |