個人山行紀行文  2009.02.22
福取岳・583m
兎ヶ倉山・698m
展望の雪山トレック
1861 K /Y

2月22日、前日の天気予報は午前中は快晴、午後は曇り、夕方から雨とのことでした。

福取岳はかつての登山道の痕跡がかすかに残っている程度の山ですが、標高が583mと低く、兎ヶ倉山は標高698.1mでしかも登山道が整備されたファミリー登山の山なので、いずれも1時間程度で届く山です。それぞれを単独で登るのは時間を持て余してしまいそうなので、お天気も良しということで、福取岳から兎ヶ倉山を縦走往復することにしました。

この尾根、起伏が多く距離の割には歩きがいがあります。加えて、今年は雪が少ないので、尾根が痩せた箇所では少々藪がうるさいのが難点でしたが、大日岳や蒜場山を眺めながらの歩きが楽しめました。

<行程>惣座峠8:459:30福取岳9:4012:10兎ヶ倉山13:1015:25福取岳16:05惣座峠


福取集落はずれの惣座峠、左の杉林から取り付きました。      キノコ栽培をしている福取集落の爺さんの話では、惣座峠から登るのはしんどくて、集落の裏から回り込んで登った方が楽とのことです。

でも、車を止めやすいので、私はいつも惣座峠から登ります。



福取岳の山頂部。岩のピークです。



福取岳の山頂。雪庇の風紋がきれいです。             遠方に見えるのは大日岳。蒜場山は左の松の木に隠れています。



兎ヶ倉山に向かう尾根の
木の上の鳥の巣、真っ青な空の下ではとても印象的でした。
もちろん巣は空っぽです。



兎ヶ倉山に向かう尾根の途中からの
大日岳

この写真では良く分かりませんが、山頂は雪煙が舞っているのが見えました。



兎ヶ倉山に向かう尾根からの蒜場山。



兎ヶ倉山に向かう尾根途中の杉の大木。

直径は3mほど、赤茶色をした木肌がとてもきれいでした。



手前のピークからの兎ヶ倉山

登り着いたらちょうどお昼だったので、ゆっくり、のんびり、食事をしました。帰りには、名残のキノコもいくらか採りました。                       
                           (おわり)