11日、12日と日射しが続きそうなので、久しぶりにテントを持って室谷の奥にでも出掛けようかと思っていましたが、直前の予報では11日の夕方から雷を伴った雨が降るとのことで、急遽日帰りに切り替え、高知山（1024ｍ）を経由して二王子岳（1420ｍ）に行きました。

帰りは登ってきた高知山の尾根を眺めながらブラブラと中尾根を下りました。581ｍ峰から高知山林道方向に下る藪尾根を歩いて林道に降りました。

＜行程＞高知山林道ゲート7:00→8:15山ノ神→10:15高知山10:25→（昼食11:15〜11:30）→12:50二王子岳13:20
　　　　→15:40高知山林道→16:55高知山林道ゲート

高知山林道のゲート前に車を置きました。
例年ですとこの時期林道は深い雪に覆われていて、林道のラッセルだけでもヒイヒイ言わされるのですが、今年はこのとおりで、車は通れませんが、かなり楽に歩けました。

高知山に向かう尾根の取り付き点として最もポピュラーな山ノ神です。　今回は鳥居左側の急な尾根を直登しましが、右側の小尾根から迂回する方が多少は楽だと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高知山の主稜線に出る尾根は、山ノ神から上流の砂防ダムまでの間であれば、どの尾根に取り付いても問題はありません。

高知山の山頂部です。カメラ視界の下端から50ｍほど先に三角点があります。
地味な山頂で、なだらかな尾根上の小ピークといった感じです。でも、ゆるやかに波打つ雪面がとてもきれいな所です。

高知山の三角点付近からの二王子岳です。　　　　　　　　　　　　　　一番高く見えるのが三王子神社のピークです。

1128ｍ峰付近から見た二王子岳への稜線です。　　　　　　　　　　　尾根は広く、おだやかな登り下りのピークが連なっています。
とても気持ち良く歩けます。

尾根のワカン跡。

三王子神社のピークに登る途中で、高知山方面を振り返りました。　　　　写真では見えませんが、肉眼でははるか遠方の尾根のワカン跡も良く見えました。満足感があります。

言わずと知れた二王子岳の山頂部。
三王子神社のピークを降りて登山道に出たら、山頂から帰ってくる３パーティー8人の登山者に会いました。私が写真を撮った時には、だれもいなくなっていました。

夏場には鐘が吊り下げられているところ。
すごいエビのシッポです。鐘はありませんでした。

帰路、中尾根の途中からの二王子方面です。　　　　　　　　　　　　　尖がって見えているのは三王子神社のピーク。二王子岳の山頂は陰になっています。　　　　　　　　　　（おわり）