個人山行紀行文 2008.7.02 粟ヶ岳・1293m 体力測定登山・アッチェかった!
1866 S/T

ここんとこなんだか身体の調子がイマイチだ。疲れが取れにくい!。
そうだ!こんな時は粟ヶ岳に登って体調を観察してみよう。 と、いう訳で7月2日(水)に下越の名峰・粟ヶ岳に挑戦です。
 この山は、日帰り圏では一番好きだし、何度も登ってロードタイムも大体掴んでいます。いつもより時間がかかるのか? 
いつもより余計に疲れるのか?実際に登ってテストしてみようという訳です。

 登山口 @ 8:40 ⇒登り  A 8:55 ⇒  B 9:16 ⇒
         下山  ← 14:50     ← 14:38     ← 14:25
 今日は暑くなりそうだけど、頑張って登るぞ〜。
それにしても、登山口はゼロから始まるのが普通
じゃないの?なんで1からなの? 電柱算?で数
えると、頂上まで9間隔にしかならないけど。
 この辺は道もなだらかだし、快適。
思ったより暑くないぞ。
 ようやく粟薬師との分岐、このすぐ下の急坂で大
汗をかいた。
やっぱり暑いや!

 C 9:46 ⇒  大栃平 9:55 ⇒  D 10:10 ⇒
   ← 14:14        ← 14:02     ← 13:58
 急坂もあったけど、まぁまぁ順調。  カンカン照り、暑〜い。
頂上が見える、先が遠いなぁ。
 ここは順調にスルー。

 ハシゴ場  クサリ場  E 10:35 ⇒
 ハシゴはそんなに嫌いじゃない。 クサリもそんなに苦手じゃない。むしろ
好きだ。
手足100%使って駆け上がる。
    ← 13:42
さぁ、ここから一旦下って急坂の上りになる。登り
きった先が小屋だけど、結構キツイんだよなぁ。
暑い!アツイ!汗が吹き出る。

 F 避難小屋(10:57-11:11) ⇒  小屋内部  G 11:38 ⇒
    ← 13:23     ← 13:05
Eから小屋までがきつかった。
やはり、体調はあまり良くないようだ。何度か足を
止めて休みつつ登る。
この小屋は、なかなか手入れが良くていつも気持
ちよく休める。地元山岳会のお世話に感謝です。
腹も減ったので、ここで14分休んでオニギリを半分
ほど食べて出発。
小屋で休んだら、少しは楽になるかと思ったが全
然ダメ。腰に重い痛さが出てくる。いつもの事だけ
ど、こうなるとスムーズには歩けない。
汗も拭かなけりゃならんし、小刻みに立ち止まって
腰を伸ばしながら少しづつ登り続ける。

 名残のヒメサユリ  粟ヶ岳北峰 11:51 ⇒  H 11:53 ⇒
ヒメサユリも、この時期ともなれば殆どがウバユリ
状態。時々まともなのもあるけど・・・。
          ← 12:59     ← 12:58
ようやく北峰だ!。
体調が悪いんだから、引き返せばいいものを・・・
そんな選択肢は忘れかえっていた。
遂に主稜線だ。
主峰の道は平行路だ。
ラクチンラクチン♪ そう言えば、今日はここまで
一人の人間にも会っていない。

 ヒメサユリ  粟ヶ岳中峰 11:59 ⇒  頂上 I (12:11-12:44) ⇒下山
本日一番の、元気な小百合様だ。           ← 12:54 ようやく頂上だ!。
なんと!、ここまで、登山口から3時間31分かかっ
ている!(-_-;)
やはり、今日の体調は悪いんだなぁ。
中峰から見ると頂上に人の動く気配が。
どうやら下田からの登山者のようだ。

 頂上にて 下山Eから稜線を振り返る
長岡からという男女二人連れは、自分の登頂と入
れ替りに下山していった。下山前に証拠写真を撮
ってもらう。
最近は左膝にも痛みが走る。下山は慎重に
リズミカルに足を運ぶことを念頭に降りる。
結局、下山は2時間6分かかっている。
惜しい!もう6分早く降りれば・・・コース
タイム通りだったのに・・。

終わってみれば、ここの標柱にある”登り3時間、下り2時間”には間に合わなかった。
去年はこのコースタイム通り歩けたのになぁ。 体調が悪い事は自覚していたし、今日の暑さだからという自己弁護の声なき声も
あって、気持としてはそんなに落ち込んでいないけどね。
決して体力が落ちた訳でもないし、まして歳のせいなどとは思いません。(^。^)

しかしながら、楽山会のグレード・Bランクの条件が”粟ヶ岳3時間半”とある。自分はこれをオーバーしたのでグレードダウンの申請を
しなけりゃならんのかな?
でも、たった1分遅れだから勘弁してもらおうかな? 秋にも挑戦して、今度はクリアーしよう。
                                             (終わり)