会山行紀行文 | 2008.11.09(日) | No.89 秋季集中登山 | 紅葉と爆裂火口の雄大な岩壁を展望するトレッキング | |
森林公園コース |
[紀行文 1] No.965 K/S |
このコースは、榛名カルデラ外輪山の寄生火山「二つ岳と相馬山」の間を回り込み,この寄生火山の火口であったオンマ谷を通過するコースである。
午前10時森林公園大駐車場より出発。紅葉の盛りは過ぎたが、落ち葉を踏みしめ自然の山道の感じの良いコースを暫く登ると、視界が広がり東屋をともなった「つつじが峰」に到着する。ここからの眺望は素晴しい。右手には日光連山、赤城山の大斜面。中央には上州武尊山、手前に小野子山、子持山、左手に上越国境の山々が頂上部は雲に覆われて続いている。
この大観を充分に堪能しすっかり落葉した林間の道を、岩壁を抱き鋭くそそり立つ相馬山を目前にしながら歩む。これからがこのコースのハイライトとも言うべきオンマ谷への下りが始まる。高度差100米。石の階段は地の底までといった感じだが、一般的な短調な階段と違った切り石を巧みに使って自然にマッチした階段は風情もあり、下りやすく危険度も少なく楽しみながら下ることができた。
漸く達したオンマ谷寄生火山の火口底であり、左手相馬山の岸壁は爆裂壁とのことだ。又マグマに因って形成された風穴もあり、火山活動のミニ標本と言ったところ。オンマ谷には、「まゆみ」が群生している「まゆみの原」があり、僅かながら可憐な花が残っていた。 周りは黄葉した落葉松に囲まれた別天地。なんとそこに参加者全員が利用できるほどの大テーブルとベンチがあるではないか。林間のレストランと言った感じである。時も良し。正午近く、正しいランチタイムである。 雨の心配もなく、風もない。各自テーブルに着き先ずは乾杯。時折、落葉松の金の針葉が降り落ちる。楽しい昼餉をゆっくりと、心行くまで晩秋の榛名を楽しんだ後は、満腹のお腹を抱え紅葉の林道をのんびりと40分程登ると榛名道路のヤセ尾根峠へ出た。 ここでこのコースは終わった。歩行時間は約2時間半の行程であった。 |
[紀行文 2] No.1718 W/S | ||||
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[紀行文 3] No.1836 H/K |
森林公園一周コースに参加させていただいて
伊香保森林公園から出発、くもり空の中ハイカーコースを歩き始めてつつじ広場、つつじ丘とつつじの林に入り、春にはつつじが咲いたらどんなにきれいだろうかと頭に描き、ゆっくり、ゆっくりと紅葉を眺めながらオンマ谷へと向い、少し登りがありぐわっと汗ばみ水分補給。気持ちいい空気。
カルデラの風穴や奇岩等自然が作り出す風景の素晴しさに感動しつつ、昼食場所に到着。歌っておしゃべりして楽しい昼食タイムを取り、石ころ道の峠を下り榛名湖を目指して歩く。途中からバスに乗り集合場所へ。
帰路は紅葉の山並みを見ながら無事新潟に到着。本当にたのしい一日でした。 有難うございました。
[紀行文 4] No.1990 S/N |
集中登山に参加して 楽山会の山行はいつも天候に恵まれる。今回も途中小雨ながら目的地は曇り。関東の曇りは長持ちするので、雨具は不要かと一安心。 私らの「森林公園コース」は総勢16名で、山上リーダーのもと10時に駐車場を出発する。遊歩道は枯葉の絨毯。ガサゴソ、ザザザ枯葉の上を歩くあの擬音は どう表現したらいいのでしょうか? 快い音を作り、そして聞きながら「つつじが峰」を行く。当然にその分、木の枝には葉が少なくなっているが、それを望むのは欲張りか。紅葉はまさに終わらんとする風情。 |
途中「つつじ」や「まゆみ」の群生を横目に見てカルデラを行く。
榛名湖に水が溜まり、ここには水が一滴もないのは何故か。そんなことを考えながら風穴のある昼食場所に12時に到着。外で食べるゴハンはいつも美味しい。同行の人からの差入れの品々も美味。
オゾンと快音を呼吸しながら、楽しい榛名での一日を過ごす。時間通り帰着するも新潟は雨。 (おわり)