会山行紀行文 11.12.3日(土)
NO.131
牟礼山・616m
参加者
40名(男26・女14)
2013 A/A

                                       *画像提供は、1862 Y/ I さんです。              

≪コースタイム≫
 新潟7:30=登山口9:10〜山頂(11:20-12:10)〜下山口13:20=入浴=新潟17:00 

今年の山行納めに牟礼山を申込む。10月以降、前日又は翌日が晴天で山行当日は周期の谷間にあたり雨合羽着用が続いている。豪華な大型観光バスに乗車し胎内市に向かう途中、新潟バイパス辺りで小雨が当たってきた。

胎内スキー場近くで本降り、胎内第2発電所近くの「ガッコ沢右尾根」登山取付き点に到着後、全員雨具を着用。40人の大所帯なので、リーダー及び各班のサブリーダーはトランシーバーを携帯し、登りルートは「藪道以上:登山道未満」の案内どおり、山菜取りのごとく草木につかまり藪を掻き分けながら進み、尾根に出ると踏み跡らしき道が所々に見える。

藪こぎ以上登山道未満の”道” 合羽着用するも雨は降りません 慣れれば快適な道

雨は止み、右側の山肌は冬枯れの木々と松の緑、遠方は雪山が見えるが天空は鉛色の雲が流れ時折強風が吹き荒れる。リーダーの説明では、予報では小さな低気圧が通過するとのこと。
 尾根伝いにゆるやかな傾斜を進むや、雑木の藪を進む途中に「なめこ」を見つけ採取する者、突風で帽子を飛ばされたりしながら、地元の山菜取りの者しか知らないような笹薮や雑木藪の中をリーダーを先頭に幾つかの山を越え牟礼山山頂に到着。

もうすぐ山頂 遠くの山を山座同定 杁差岳

 山頂は広くはないが、思わず声が出た360度の眺望である。胎内平、日本海、眼前に山脈、あいにく飯豊連峰の全体は見えないが雪山の一部分が見える。展望を説明するには、山の知識がないためうまく説明できないが、山岳便覧では「山頂は尾根が切れて谷底が見える。展望は南に飯豊連峰、杁差岳の雄姿。北には櫛形山脈と高坪山が間近に横たわり、また東の彼方に朝日連峰が蜃気楼のように浮かんでいる。」の解説がある。
 山頂での昼食は風があるので、登山道が整備されている持倉口ルートの途中で風を避けて昼食休憩である。

日本海も見えます 山名板と三角点 腰をおろして昼食

下山道は登りの藪こぎに比べ登山道は整備されている。途中で「なめこ」が散見され、収穫する者もあり、リーダーから「きのこ採取」は各班単位で対応とのこと。
 ロープのある急傾斜ですべりやすい所が数箇所あり、後方からきのこを発見?すべって尻餅? また、角田山・弥彦山・米山が遠くに眺望?「キャー」「ワァー」「イヤァ〜」との美声・奇声・歓声が聞こえる。にぎやかに全員無事到着、登山口に「熊に注意」の看板があり冬眠中の熊はどんな夢をみているのかな。

持倉口登山口にバスが横付け、5分も走らないうちに「ロイヤル胎内パークホテル」に到着後、任意に入浴であるが入浴料金が500円→800円に値上がりしているとのこと。
 800円!思わず高いと感じ、汗はかいていないので疲労回復には入浴よりも飲酒効果を選び、無料休憩所で入浴料分の疲労回復を図った。

帰りの車中は、各リーダーから次年度の山行計画等をお話いただき予定時間よりも早く新潟駅に到着した。登山中突風はあったものの雨には降られず、リーダー及びサブリーダーの皆様のおかげで山行納めができ感謝いたします。大変ありがとうございました。

〔感想〕藪道は初めての経験、山頂の展望はすばらしく春登山に訪れたいと思った。   (おわり)