会山行紀行文 11.10.17日(月)
〜18日(火) 
NO.111 
焼岳・2455m
乗鞍岳・3026m
参加者
19名(男6・女13)
2090 T /H

                                          *画像は、リーダーの1630 S/Oさんの提供です。                              

≪コースタイム≫
10/17(月)晴れ
 新潟駅南口6:00=新中の湯温泉口(10:30-10:40)〜焼岳頂上(13:55-14:10)〜新中の湯温泉口(16:20-16:30)乗鞍高原温泉17:10(泊)
10/18(火)晴れ
 乗鞍高原温泉6:30=位ケ原山荘7:30〜肩の小屋口8:45〜剣ケ峰山頂(10:00-11:00)〜肩の小屋口12:00〜位ケ原山荘(13:00-13:15)=乗鞍高原温泉・入浴(14:00-15:00)=新潟駅南口20:00

 地震で通行不能となり中止となった下ノ廊下に代わって、急遽計画された北アルプスの2つの名山の山行に参加した。
(第1日
 バスにて新中の湯温泉登山口へ。晴天、紅葉真っ盛りの登山道を進む。森林限界を過ぎて笹原にでると、噴気を上げている焼岳が現れる。右方には明神岳、前穂〜奥穂の吊尾根も見える。

新中の湯温泉登山口1600m付近の紅葉 2000m付近の紅葉 紅葉広場で頂上を眺めながらのお昼

 笹原にて昼食。草紅葉を見ながら登ると、焼岳には次第にガスが上がってきている。南峰は登山禁止、北峰に登頂する。午前中はよく見えたそうだが、周辺の山々は見えない。頂上直下の噴気口から蒸気が上がっている。集合写真を撮り、早々に下山を開始、新中の湯温泉登山口に戻った。

頂上を望む 霞沢岳を望む 穂高を望む

 今日の宿泊は乗鞍岳の麓の温泉郷、乗鞍高原の民宿である。山小屋と違って温泉付き、モーニングコーヒーサービス付きなど、ありがたい。硫黄の臭いのする、乳白色、かけ流しの温泉で汗を流した。夕食後の宴会ではハーモニカ演奏、歌、踊りもでて、楽しく話しもはずんだ。

(第2日)
 位ヶ原山荘までバスで移動、ここから登山を開始した。今日も晴天、風もない。青空をバックに乗鞍岳が美しい。夜間は冷えたようで霜柱が立っており、水面には氷が張っている。多くの人は畳平から登るのであろう、位ヶ原からの登山者には誰にも会わない。

位ケ原山荘前2300mより登山開始 位ケ原登り口 位ケ原より山荘を望む
ダケカンバの白い枝がキレイ 高度を上げると穂高、槍が見え始める 肩の小屋口よりコロナ観測所を望む

 今秋最高と思われる登山日和の中、焼岳、穂高連峰を近くに見ながら登り、剣ヶ峰の山頂に立った。御嶽山、穂高連峰、表銀座、裏銀座の山々、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプス、北岳の後には富士山も望めた。

肩の小屋より頂上を目指す  剣ケ峰にて360°大展望の眺望 頂上直下の権現池。遠くは白山

 頂上で昼食をとり、下山開始。休憩時には、素晴らしい景色を記録するための即席の写真教室も開かれた。民宿に戻り、入浴、生ビールで乾杯をして帰途に着いた。

位ケ原のお花畑を行く ダケカンバがキレイ

 黒部川下ノ廊下の中止は残念であったが、それに劣らない最高の秋の山行を皆が楽しんだ2日間であった。リーダーはじめ、皆さんに感謝、感謝。    (おわり)

剣ケ峰にて集合写真 位ケ原山荘前で乗鞍岳をバックに集合写真