会山行紀行文 11.08.24日(水)
晴れ
NO.TL36 
冠着山・2889m
参加者
40名(男7・女33)
2111 S/K

                                    

≪コースタイム≫
 新潟駅南口7:05=更埴IC10:00=姥捨駅(10:30-10:45)=姥捨展望公園(10:50-10:55)=古峠11:25=鳥居平登山口(11:30-11:45)〜冠着山(12:20-13:25)〜いこいの森(14:00-14:10)=鳥居平14:25=荒砥城址(14:45-15:15)=戸倉温泉(15:30-16:15)=更埴IC16:40=新潟駅南口19:30

                 === 冠着山(かむりきやま)/別名・姥捨山(うばすてやま)===

 朝7時! さぁ、バス2台、40名で新潟駅南口を出発です。
7月に入会したばかりの新人会員の私は、トレッキングに参加するのは今日で2回目。胸ワクワク心臓ドキドキ・・・・今日の山旅はどんな旅になるのだろう?冠着山には無事に登れるのだろうかと、緊張感が全身を包みます。
 バスに揺られること3時間半、最初の観光地”姥捨駅”に到着。ここから眺める町並みは棚田を眼下に絶景の眺め。昔の人は”田毎の月”と呼び、どれほどきれいな月の眺めだったのでしょうか。 その絶景を後に、いよいよ冠着山へ。

 標高1252mの冠着山ですが、1000m位まではバスで登り、そこからはトレッキングです。時間は30分ほどの登り、しかし暑さのせいで汗が出ること出ること! 出発時は雨模様でしたが、山を登る頃には晴れ。頂上に着いたらそこからの直眺めは絶景で、街並みや北アルプスの山々が遠くにかすんで見えました。 それぞれにランチタイムを楽しみ、今度は下山です。
姥捨駅ホームからの眺め 荒砥城址からの風景
 下山後は、上山田町・荒砥城址(あらとじょうし)の見学。
これが結構な高台にあり第2の山登りになりました。それで汗まみれ。やっとお風呂に入れるという楽しみを乗せて、バスは入浴施設へ。 汗まみれの身体を洗い流してスッキリした気分で帰路へ。
 トレッキングも楽しみですが、バスの中でのおしゃべりもこれまたちょっとした楽しみ。

 私は先輩方の話しを聞きながら、これからはちょっとづつ山登りに参加し、ABCDのランクの少しでも上に上がれるように(ちなみに現在の私のランクはD)一歩づつでも頑張っていこうと思っています。

 その為にも、体調に気をつけて心身ともに健康であるように生活していかなければいけないという事を痛感したこのトレッキングでした。

会員の皆さま、これからも、新入会員の私をどうぞよろしくお願いします。    (おわり)


(冠着山山頂にて)

   冠着山(かむりきやま)*別名・姥捨山 について ◆

 標高は1,252メートルで、長野盆地南西に位置する。「田毎(たごと)の月」として知られるほど棚田に映る月が美しく見られる場所として古くから知られる。1999年に国の名勝に指定された。2010年には重要文化的景観にも選定された。

 千枚田とも言われる多くの棚田が形成されるようになったのは江戸時代からとされているが上杉謙信が麓の武水別神社に上げた武田信玄討滅の願文に「祖母捨山田毎潤満月の影」とあり永禄7年(1564年)には田毎に月を映すことが既に知られていたと考えるのが相当である。また棚田の下部地域で近年の道路工事に際して弥生時代の棚田が発掘されてもいる。

「姨捨」の名は、姨をこの山に捨てた男性が名月を見て後悔に耐えられず、翌日連れ帰ったという説話(『大和物語』など)によるともされる。姨捨伝説については、深沢七郎の『楢山節考』(1956年)にも取り上げられている。                                (ウィキペディアより抜粋)