会山行紀行文 11.05.16日(月)
晴れ
  NO.35(2回目) 
小丸山・1676m
参加者
12名(男3・女9)
1427 H/N

≪コースタイム≫
 新潟駅南口5:25=折場登山口(9:25-9:35)〜つつじ平展望台10:30〜賽の河原〜小丸山山頂(11:30-12:20)〜
 賽の河原12:35〜寝釈迦(14:15-14:40)〜塔の沢登山口15:30=新潟駅南口19:15

  新潟駅南口を5:25に小さな車(ジャンボタクシーのような車)で12名が乗り込み出発する。 車内が狭くてザックの置き場に苦労する。新潟から登山口までの距離が長くて移動時間に4時間を要し、9:25に折場登山口の駐車場に着いた。
 今日の山行は、2日前の14日に計画した会山行の第2弾である。今回の参加者は合計31名、中型バスが駐車場に入らないので、14日は19名、そして今日は12名の2回に分けて実施したものです。
折場登山口の駐車風景 30分歩くと急に視界が開けます 笹原が多い
 平日にも拘わらず20台ほど駐車できる駐車場は既に満杯、路上駐車している車もあります。(この時期は込むとは噂には聞いていた…)
 身支度を整え、
9:35歩き始める。芽吹いたばかりの林の中、階段状の登山道。晴天が続いているので道が乾いている。ちらほらとヤシオツツジが咲いている。

 30
分近く歩くと、急に展望が開けた。左側が草原状の斜面になっている。暫く進むと笹原を行くようになる。1時間近くでつつじ平、展望台に着く。あちこちにフンがある、どうやらニホンシカがシカモカがいるようです。展望台に垂直のハシゴが付けられている。この辺りのつつじは、まだ5分咲きが多い。
満開のアカヤシオ つつじ平の展望台 賽の河原。下山コースとの分岐
 展望台から直ぐのところに賽の河原、ここは塔ノ沢コースの分岐点になつている。小石が積み上げられた岩が沢山ある、広くて平らな所。お地蔵さんに赤い前垂れが掛かっている。
 時々笹原を歩く。笹丈の様々な笹原を結構歩く。遠方に袈裟丸山の4つの峰、前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟が見えた。緩いアップダウン。早くから登った人たちが、小丸山から下りて来て、すれ違う。
 前回、2日前に来た時よりアカヤシオの開花が進んでいる。それでもまだまだ蕾が多い。
きれいに咲いたアカヤシオ 山頂でのんびりと食事の風景 男体山が見えました
 11:30、標高差476mを登りきり小丸山山頂に着いた。袈裟丸山は、ここから先のハードな道を1時間登らないと着かない、今の時期は前袈裟の山頂まで行く人は少ないようだ。今回の計画は、ここ小丸山まで。
 小丸山山頂は林に囲まれているが北側が展望が利き、皇海山、日光白根山、男体山等がよく見えた。ここのつつじも「蕾ふくらむ」といったところ、開花は無い。穏やかな晴天のもと、周辺の見晴らしを楽しみながら12名が集まって和やかに昼食。
奥に雨量観測計がありました カラ松の林を行く 沢山咲いてました
 記念写真を撮って12:20下山開始。途中、つつじが綺麗に開花しているところで休憩を取る。ゆっくりゆっくり歩を進め、賽の河原まで戻る。ここの分岐から塔ノ沢コースを下り始める。2日前には咲いていなかったつつじがかなり咲いている。200mで避難小屋に着く。古い小屋と、新しい小屋。
遠くの山は袈裟丸山です 新旧の避難小屋が並んでいる 石仏の寝釈迦
 途中、バイケイソウの新芽が沢山。小さな沢を何回も横切り、14:15「寝釈迦」に着いた。「お釈迦様」は狭い所にいらっしゃるので、交代で会いに行く。幅1.8m、縦4m位の石仏、何時、誰が作ったのか不明なのだそうだ。
新緑の中で大休憩 沢添いの道を歩く 塔ノ沢下山口に到着
 新緑の綺麗な林の中、大休憩を取って14:40再び歩き始める。一輪草、スミレ、キジムシロなどが咲いていた。沢のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながら歩き、15:30下山口の塔の沢駐車場に着いた。また、来た時の車に乗り込み帰路に就く。
新潟駅南口19:15着。
今回の山は新潟からは往復
700km位あり、かなり時間がかかる。

 それでもこれから5月末にかけては、一見の価値があります。ツツジのトンネル(運が良く、開花の時期に合えば・・・)を体験してみませんか?。是非お勧めします。
                                     (おわり)





(山頂で集合写真)