会山行紀行文 11.01.10日(祝)
薄曇り時々小雪
高太石山(福島)
・864m
参加者
32名(男16・女16)
2070 S/F

コースタイム
 新潟駅南口(7:40)(関越道・東北道・R114)=津島境登山口(11:4012:15)高太石山山頂(13:2513:35)
 ~展望岩(13:45)~山木屋登山口(14:4515:00)新潟駅南口(19:05)

~~会山行紀行文~~

 2日連続の会山行参加に家族の反応はやや冷やか、まるで今日の天気のようと思いつつ集合場所の南口へ。JRの遅れからやや出発も遅れたもののいざ三本橅山と出発?が、リーダーから「今日は天候が思わしくないので福島のこうたいし山?に変更します」とのアナウンス。
「えらく高貴な名前の山だな」と思っていたら、高太石山と判明。なが~い時間バスに揺られて到着した登山口はなんと!“福島県相馬郡川俣町と浪江町の境界線付近もう少し走ると太平洋に出てしまう津島境登山口。しかも新潟県に負けないくらいの積雪。ただ乾いた雪質でとても軽そう。到着時間が遅かった為、バス内で昼食を済ませ準備の後、登山開始。

登山地図とコース 登山準備 静かな樹林帯を進む

「状況によってはワカン装着します」との話にわくわく、何せ始めてのワカン使用なのだから。
登り始めは静かなせせらぎを聞きながら緩やかな登山道を進み、徐々に積雪も深まるころから勾配が急になり、登山道脇に大きな岩を見ると、間もなく山頂に到着。山頂までは何人かの方々が交代でラッセルして頂いたお陰で、終始ラストの小生は極めて楽な登山をしてしまった(感謝)。
 山頂で記念写真を撮り、周回登山路を経る下山開始。途中展望岩から遠く安達太良山の峰を望むことが出来た。

徐々に深くなる雪と勾配 高太石山山頂 展望岩から観る安達太良山

 下山は深い雪にも関わらず、軽い雪の為、軽快な足取りで下山することが出来た。
よく整備された下山道に地元山木屋小学校の児童が立てた看板をみると、地元の人がとても大切にされている山と思えた。
 そして間も無く登山口(山木屋登山口)に到着。
迎えに来てくれたバスに乗り一路新潟に戻る。初めてのワカン装着登山にはならなかったが、印象深い良い登山を体験させて頂いた(感謝、感謝)。

雪深い下山路を進む 山木屋小学校の児童が立てた看板 山木屋登山口に下山
《高太石山(863.7m)メモ》
深い雪でこの山の特徴がよく分からなかったので調べてみた。
この山は川俣町の代表的な山で、花崗岩からなる石山で採石場もある。嘗て(1700年代)は「広太石山」又は「弘太師山」と記載されていたともある。

登山道は沢沿い道から始まり、尾根道、湿地帯、露岩部と色々楽しめる。ブナやミズナラ、ツツジなどの雑木林も心地良いが、多様な草花も楽しめ、静かな里山の気分に浸れる素晴らしい山。

 長沢ガンタと呼ばれる岩石群は積雪が無ければ圧巻らしい。登山口付近の「みちのくグリーン牧場」ではおいしい牛乳が販売されている。
山頂での記念写真