会山行紀行文 10.11.07日(日)
晴れ
NO.130 秋季集中登山 
赤城山(2)・1828mm
参加者21名
(男13・女8)
2013 A/A

                                   *画像とコースタイムは、1866S/Tの提供です。

≪コースタイム≫
 新潟駅南口6:30=登山口(9:55-10:05)〜稜線10:50〜駒ヶ岳(11:00-11:10)〜鳥居・昼食(11:45-12:30)
 
黒檜山・展望台(12:35-12:45)〜登山口13:40〜赤城山ビジターセンター14:10=新潟駅南口18:00


 新潟楽山会恒例の秋季集中登山は、169名が参加。赤城山一帯の5コースに分かれて、秋晴れの好天に恵まれて盛大に行われた。4台のバスに分乗して一路、日本百名山でもある「赤城山」に向かった。  


 秋季集中登山(赤城山)は、初めての参加である。赤城の山といえば、上州国定村生まれの「国定忠治」のイメージしか思い浮かばない。山の所在地を調べると赤城山は実在なし、書物によると、カルデラ湖の大沼を中心とした黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳、長七郎山などを総称して赤城山と呼んでいることを知る。

黒檜山・駒ケ岳縦走コースの参加者は43名の大人数のため2班に別れ、1班は黒檜山登山口から、2班は駒ケ岳登山口からの縦走である。私は2班に所属させていただきました。

大沼湖畔の広場にてバスを下車 駒ヶ岳登山口 急階段が続きます

登り始めて、まもなく鉄製の階段が随所にある。尾根にでると先頭から「富士山が見える」との声が聞こえる。後ろを振り返ると遠く山並みに突出した台形の富士山が見える。確かに日本一の山と実感する。視界が開け両脇が笹の尾根道を歩き駒ケ岳山頂で休憩する。

ようやく稜線へ、「関東ふれあい道」標識 奥に黒檜山、手前が駒ヶ岳 駒ヶ岳山頂

駒ケ岳の向かいにある山が黒檜山とのこと。黒檜山へは尾根伝いではなく、駒ケ岳山頂から一旦下り、黒檜山の中腹からの登りコースである。途中で中高年の16から18人編成の他グループに2〜3回、道を譲り合うが皆さん生き生きとした顔である。お互いに健康で山で出会えることは幸せであると感ずる。

鞍部からの黒檜山 黒檜山 展望台からの眺め

11時45分に「黒檜山大神」鳥居のある広場に到着すると1班のグループに再会、先に到着し昼食は終わったとのこと。2班は各々が眺めの良い場所で昼食休憩と記念撮影後下山へ向かう。

下山開始数分のところに分岐があり、標識は右方向黒檜山頂、左方向大洞の表示案内あり、私は鳥居のある広場が山頂と理解していたが違うことが判明。分岐から山頂方向を少し歩くと山頂で登山者が昼食をとっている中をリーダーは先へと進む。
 すると、突然目の前に大パノラマが出現! 「すごい」思わず感嘆の声が方々から聞こえる。

下山も急坂 大沼、地蔵岳の景観 黒檜山登山口へ下山

眼下遠くに沼田市街、正面及び左右に山並みが鮮明に見える。素晴らしい眺望である。ラストリーダーから、あの山は「八ヶ岳」「浅間山」「新雪の北アルプス」平らな山が「苗場山」右が「尾瀬燧ケ岳」等の説明があり山の位置や概要を理解することができた。

すばらしい眺望は目に焼付けて、分岐点まで戻り下山するが、急峻でかつ石だらけの登山道である。1班は大変だったのではと思いながら足元に注意し慎重に下り、途中で左に大沼が見えてしばらくすると黒檜山登山口に13時40分全員無事到着した。

駒ヶ岳山頂で全員集合 ビジターセンター広場で全員集会

その後、全員集会で会長の挨拶をいただき、天候にも恵まれ有意義で素晴らしい秋季集中登山(赤城山)の黒檜山・駒ケ岳コースを楽しむことができました。これも、リーダー、サブリーダーはじめ企画実行部、新潟楽山会役員の皆様に深く感謝いたします。              (おわり)