会山行紀行文 10.10.23日(土)
晴れ
NO.120  
風倉山・931m
参加者19名
(男9・女10)
2052 M/T

                                          *画像提供は、1866S/Tです。

≪コースタイム≫
 新潟=胎内市役所8:00=胎内ダム駐車場8:40〜鉄塔9:05〜北峰11:10→風倉山山頂(11:25-12:30)〜
 北峰13:05〜鉄塔14:10〜胎内ダム駐車場14:35=新潟16:15

 秋晴れの絶好の登山日和に恵まれ、19名でダム湖駐車場を出発。参加者の大半が風倉山に今日が初チャレンジになる、先が楽しみである。

 ダムを渡り石段を登ると展望台に着く。登山道はその奥、門扉を開けた階段から始まっている。門扉脇に「登山道1/3位にスズメバチの巣があり、紫の手袋を目印においてあります」と、親切な注意書がある。
 さっそく長〜く辛い階段の登りが始まる。その数195段までは記載があるも、更に階段は続く。あっ、来ました、来ましたスズメバチの偵察隊が。静かに、静かに、慎重にやり過ごす。長〜い階段から解放されようやく鉄塔へ到着。やれやれここで一息。

胎内ダム(後方右が山頂) 堰堤を渡って階段に取り付く 長い階段、ゆっくりと登ります

 鉄塔からは急な下り、ロープのあるところは慎重に。下り終わるとしばらくは松の根が張った平坦な尾根歩き。が、あんまり安心ばかりはしていられない。木の根のところどころにぽっかり落とし穴、要注意。ありました、ありました目印の手袋が。そっと近づくと木の幹できた巣には、ビニールがしっかりと詰め込まれハチ対策がなされていました。

登って急坂を下って・・・ アップダウンが何度か ホッとする木立の中

540ピンポイントへの急な登りが続く。ガイドブックには修験者の山とあったような、なるほどなるほど、木の根が階段状に続き結構な登りである。540ピンポイントからはまたまた急な下り、歩いている割には高度が稼げてないとついボヤキが出る。降りたと思ったらまた急な登り返しが始まる。木の根に、枝につかまりながら、時には四つん這いで。

北峰 北峰〜本峰間の厳しい道 風倉山(南峰)

 「後ろに?差岳が見えてるよー!」と言われても、なかなか余裕がない。ようやく足場の良いところで振り返えると?差岳が正面にどーんと大きい。小屋まで見えている。「わぁーすごい!この瞬間があるから山はやめられない」
 道は草付きに、ここは滑らぬよう、両手を使い。おっとと、大きな木の根の穴に注意。あと少し、ロープを頼りにようやく北峰に立つ。

眼下に胎内ダム、上方に杁差岳 北股岳を望む 胎内市と日本海も見えます
左から光兎山。蒜場山、杁差、飯豊の山々、そして眼下に胎内ダムの絶景

ここで喜んではいられない。これより本峰(南峰)へ。
細尾根に注意しながら進む。最後の取り付きは三点支持で、難所をクリアして一気に山頂に出る。360度の展望が素晴らしい。飯豊、朝日連峰、を楽しみながらの昼食。リーダー心づくしのいんげんの胡麻和え、胡麻たっぷりでこれがまたおいしかったです。
 食事の後は、1人一分間スピーチ、イイオトコから始まってイイオンナで締めとなる。はてはてイイオトコ、イイオンナは誰かな? 記念撮影を取り終え下山開始。

北峰でミーティング? 木漏れ日の道 電波塔まで戻って休憩

本峰からの下りは、慎重に三点支持で乗り切り北峰へ。時には木の根にヒヤヒヤ、時にはおしゃべりに気をとられ、おっとと、登ったり下ったりの繰り返しでようやく鉄塔に着く。
 さあ、いよいよ最後の階段でーす。疲れた足に気合を入れて一歩一歩、ようやくダム湖駐車場、予定よりも早くに着きました。尾根を渡る秋風が心地よい陽だまり山行でした。リーダー、係の皆様方ありがとうございました。

さあ、いよいよ最後の階段でーす。
疲れた足に気合を入れて一歩一歩、ようやくダム湖駐車場、予定よりも早くに着きました。

 尾根を渡る秋風が心地よい陽だまり山行でした。リーダー、係の皆様方ありがとうございました。









(山頂での集合写真)