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快晴の天候、爽やかな気持ちのよい最高の気分でネズモチ平登山口をスタートする。周囲の紅葉が進み、標高900mでは、黄色のイタヤカエデやナラの落葉をソフトに踏みしめる快適な登りが続いた。
ブナの大樹の連続で見上げた高い紅葉が青空に映える美しさに歓声を上げる。樹木の低い場所で、振り返ると雄大な守門岳、その周囲の山々が朝日をあびた輝き、またその奥に(遠く)粟ケ岳に繋ぐ幾重もの山々が見える。一同感動する。 |
紅葉が減少するにつれて、泥道、すべる石と険しい急登が続くが、足場を選びながら頑張って歩く。前岳の手前には、木道が続く、濡れた滑りやすい木道、さらに傾斜した木道には、慎重に一歩ずつ進んだ。
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紅葉の遠望 |
眼下には田子倉子が・・・ |
秋霞のパノラマ |
前岳からは、草紅葉を見ながら、10分で山頂に着く。
山頂では、眼下に田子倉湖、険しい鬼が面山、遠くに菱ケ岳、東側には飯豊連峰まで展望する、幾重にも重なる大パノラマを楽しんだ。行程より30分も早い到着である。90分の十分な休憩、昼食時間中、楽しく、飽きることなく過ごす。
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山頂でたっぷり遊ぶ |
秋色の展望 |
下山は、桜曽根コースである。
地形からは、上りは厳しい沢道、下りは乾燥した稜線道であることがわかり、元気が湧いてくる。突出したカヘヨノボッチ(1,484m)を過ぎると粘土質の道が続き、谷側に傾斜をした道では慎重に通過する。
ブナ林の紅葉に再会する。午前中より陽光が強い関係で陰影がより鮮やかな感動をあたえた。
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紅葉したブナ林 |
鮮やかなブナ紅葉 |
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全面に展開する広大な守門岳や遥かな山々。
その山々は、強い陽光に倍増した輝きを見せた。桜曽根登山口まで、たっぷりと秋を満喫した最高の一日でした。
(山頂で全員集合) |
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