会山行紀行文 10.10.16日(土)
晴れ
NO.122  
三本槍岳・1906m
参加者22名
(男12・女10)
2045 K/S

                                    *画像提供は、1630 S/Oさん(リーダー)です。

≪コースタイム≫
 新潟駅南口(6:00)=林道終点(9:20)〜鏡が沼(10:20)〜三本槍が岳(11:45~12:30)〜林道終点(14:30)=
 入浴=新潟駅南口(19:00)

 早朝、雨の音で目が覚める。晴れを期待して急いで支度をする。
新潟駅を定刻に出発したバスは、予定通り登山口手前まで入った。登山者の車の多いのにはビックリした。東京や関東、地元ナンバー。

登山口(大峠林道終点 大峠林道終点から鏡が沼への登山道I ビュ−ポイントの鏡が沼で休憩

 今日は晴れ、紅葉を期待して出発(9:20)する。鏡ヶ沼と大峠との分岐を左に沼へ向かう、ダケカンバやブナの木が空の青さに映えはっきり見えきれいだ。緩やかな道を1時間ほど歩き鏡ヶ沼に到着(10:20)する。多くの人が居り、皆カメラを構えている。沼と山の紅葉を撮っているのだ、我々も急いでカメラを構える。
きれいだ!、何枚も撮る。
10分ほどの休憩の間、リーダーからこれからの登山道やこれから見える近くの山の説明を受ける。

ビュ−ポイントの鏡が沼 ビュ−ポイントの鏡が沼 須立山分岐から鏡が沼を望む

 出発、尾根への道は30分位、急坂で足場も悪い、特に根っこがむき出しで宙に浮いている箇所があり、登り上がるのに難儀した、タップリ汗をかいて尾根につく。
 尾根からは木々も低くなり平坦な道に、また、旭岳のとんがりがよく見えたり、沼も眼下に見えていい景色だ。だんだん風が強くなり、途中
1枚重ね着をしてから頂上に向かう。

 頂上
(1145)には人がいっぱい居るし、茶臼岳から縦走してくる人、大峠から来る人でどんどん増え溢れそうだ(少しオーバー表現)。ここは、茶臼岳、赤面山、三倉山、甲子山等と登山道がつながっているためと後で知る。
 それでも
360度、眺望は良い。少し残念なのは、遠くの山々がかすんでよく見えない。遠くは澄んでいれば富士山も見えるとの話だったが・・・。

三本槍岳への急登、後方は旭岳 三本槍岳より大峠への稜線を望む
ルンルン気分で大峠への稜線歩き

 しかし、近くの山々への稜線もよく見え縦走している人が確認できる。いろいろなルートを計画することが楽しみな山塊だと先輩は言う。私は、写真を撮りながら、2年前に妻といった茶臼岳から朝日岳のことを思い出した。その時は、「風が強くてロープーウェイが動いていないので、仕方なく歩く。朝日岳からの眺望をたのしみ、三本槍岳を眺め、岩だらけの道を歩き茶臼岳の頂上へ。頂上では、我々が登った後からロープーウェイが動いたようで観光客も大勢いた等を・・・」

 ここ、三本槍岳の頂上も風が強く、みんな寒さを避け、ばらばらになっって食事にする。私は、手がつめたく手袋をして握り飯にかぶりつく。
 食後、記念写真を撮り、下山
(12:40)にかかる。いったん大峠分岐までもどる、そこで、大峠から自転車を担いで登ってくる人に出会う「下りは良いが登りは大変だろう、どこで自転車に乗るんだ」。ビックリした。いろんな人がいるもんだな。

ルンルン気分で大峠への稜線歩き 稜線より三斗小屋方面を望む 大峠より流石山を望む

 大峠へは、ゆっくりペース、ナナカマド、ウルシ、ツタ、もみじ、ブナ、松、等、色とりどりの紅葉を楽しみ、写真を撮り、三斗小屋の源泉の湯煙、茶臼岳の噴煙や人々のことなど、わいわい言いながら下りる。

 下がるに従い紅葉がはっきり見えるようになってきた、たくさんの赤い実をつけた小さな木もあり時々鑑賞しながら大峠に下りる。大峠は十字路になっており、ここから三斗小屋温泉、三倉山への標識がある。
7月に流石山の山行があり大峠を経由しているがその時の話がでていた。

大峠の地蔵様 大峠より流石山を望むI 大峠林道終点に戻る

 私は何体もあるお地蔵様の一つに「これからも山に登れますように」とお願いする。大峠から鏡ヶ沼分岐までは林の中、緩い勾配を急がずに下りる。大名が駕籠に乗って通ったと言われている石畳を(今はくずれている)歩き、分岐に着く。

 登山口に下り着く(14:30)

帰りは、湯野上温泉の民宿の風呂に入り帰路につく。
楽しい一日だった。リーダー、先輩、そして、お天気にありがとう。(おわり)








(三本槍岳山頂で集合写真)