会山行紀行文 10.10.3日(日)
曇りのち晴れ
(創立35周年記念登山)  
沼越峠・831m
参加者9名
(男2・女7)
1914 E/S

コースタイム≫ 
 
新潟駅南口600===柴倉740〜林道終点830〜徒渉点920〜沼越峠(11351250)〜
 上田ダム1435====早戸温泉つるの湯1545===新潟駅南口1730

 前日まで天候が心配されたが、何とか1日持ちそうで一安心。参加者9名と小人数なのでジャンボタクシーで柴倉集落迄予定より1時間早く着く。有事の事を考ええて、タクシーは我々が峠に着くまで約4時間ゲート前で待機して貰う事にし、ゲートから林道歩を約50分歩く。

 風も有り涼しく気持ち良く林道終点まで行き、此処から電力会社の避難小屋までワラビやススキの茂った中をかき分けかき分け歩く。先頭の私は朝露に濡れた草で腰から下はビショビショ。今日のコース柴倉川の徒渉も有るので全員新潟スタイルのビョウ付きの長靴を履いている。

林道ゲート前 此処から藪の中へ 菅倉山の岩壁

 小屋からは急な下りで、途中気持のよいブナ林を通る時に、食べられる「キノコ」が有ったと大騒ぎしていました。 「徒渉箇所」は思ったほど水量も多くなく全員無事に渡り、これからの急登に備えて一休み。此処から尾根の鉄塔に出るまでブナ林の中や「腰を超すワラビ」をかき分けかき分け登る。

 鉄塔の所で休憩、目の前に菅倉山の「岩壁」の迫力ある事。今年の雪の時、会山行で棒目貫から菅倉山に登ったそうです。凄い。その時のメンバーが2人今日参加しています。
 鉄塔からは見晴らしの良い尾根歩きで、直ぐ最高地点の鉄塔で又休み、ここから今日の目標地点の「沼越峠」が見えました。

沼越峠よりこれから歩く会津側 最高地点の鉄塔  CIMG2240 柴倉川の徒渉点

 もう少し、後は鞍部までもったいない位下り登るだけ、もう一頑張りだ。峠の少し高い所に祠が有り、早速御神酒を供え安全登山の祈願をし、「御神酒で皆カンパイ」、その後、時間に余裕が有るので祠の前の広場で車座に成り昼ご飯を食べ、会越国境の峠を越え奥会津の上田を目指します。

 昔の人は、この峠を越後の米や塩を運んだかと思うとなかなか大変なことだと思いました。
此処から後は上田ダムへ下るだけ。峠の直ぐ下に電力会社の避難小屋が有り、そこから先は背丈位のワラビが生い茂り足元が見えないので気を付けながら、ワラビをかき分けかき分け進むのがまた大変、足元にヘビが居ても分かりません。

沼越峠の祠 上田ダム 無事到着

 ブナ林に入ると道も良く、又ブナ林の素晴らしい事。23番の鉄塔まで来ると送電線の下は良く刈り払われて、今日のゴール地点「上田ダム」が良く見える。
ここから30分位ガレた急な下りに成るのでダムを見ながら最後の休憩をとる。皆長靴なのでこの下りは足の指に大きな負担がかかる。少しでも負担を和らげるためゆっくり下りる。

 最後のつり橋を渡りジャンボタクシーの待つ上田ダムに到着。新潟県から福島県に来ました。

 バンザイ!、このコース歩き通すのは車の関係でなかなか難しいです。参加者全員が歩き通うせて良かったです。皆に感謝、有難うございました。

 後は湯治場の早戸温泉つるの湯で只見川を見ながらゆっくり汗を流し新潟に1時間も早く帰りました。(おわり)





(御神酒で乾杯)