会山行紀行文 | 10.10.2日(土) 晴れ |
(創立35周年記念登山) 未丈ヶ岳・1553m |
参加者19名 (男7・女12) |
2064 Y/S |
≪コースタイム≫ |
歩き始めて30分程すると、泣沢を3回徒渉し、その前後に鎖やロープの付けられた急斜面を登降します。特に三番目の沢幅が一番大きく、ガイドブックでは「登山靴を脱いで徒渉する」と書いてありましたが、今回は前日まで大雨が降ることもなく水量も比較的少なかったため、石伝いに徒渉することができました。
黒又川出合に掛けられている鉄橋(下の沢を見ると、なかなかゾクゾクします)を渡り、ヘツリ気味の道を歩きます。暫く登ってほぼ中間点の974m地点に到着しました。ここからは、晴れ渡った青空の下、これから登っていく山頂稜線やどっしりとした越後三山や荒沢岳を間近に望むことができました。
974m地点から少し下って松の木ダオを過ぎると、あとは頂上に向かってひたすらブナ林の中を登っていきます。天気が良く風もないため、夏山に登っているような感じで、汗が噴き出してきます。
登山開始後ちょうど4時間ほどで頂上に到着しました。野上リーダーの少し抑えたペース配分が良く、全員無事に山頂に立つことができました。山頂からは360゚のパノラマが広がり、越後三山、荒沢岳、燧ヶ岳、会津朝日岳から粟ヶ岳まで見渡すことができました。
予定よりも少し遅れて13:12に下山開始。時々山頂を振り返り、別れを惜しみながら下ります。
山の秋の日は短く、午後4時を過ぎると薄暗くなってきます。木陰に流れる冷たい沢水で喉を潤し、登山の疲れを癒します。登山道脇にヤマブドウの実が成っていたのを他のメンバーが見付け、どれどれと口にします。生食では酸っぱいですが、ジュースにすると良いのだそうです。
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