〜〜「やはり飯豊は良い(いいで)すね。でもきつかった」〜〜
(8月22日)
念願の飯豊に登れる!出発前夜はドキドキワクワク状態のやや睡眠不足ではあったがバスに揺られ登山口に近付くにつれ気分は高揚と緊張の世界に。うっそうとした森の中の弥平四郎登山口でメンバー其々が準備体操や荷物点検等を済ませ登山開始3日分の食糧や寝具、飲料を満載したリュックが重い。
天気は快晴、歩き始めて直ぐに額から汗の滴、歩き始めて約2時間、十森付近の湧水が冷たくとても美味しかった。
三国まで未だ先と言うことで木陰で風通しの良い登山道を選んで昼食。
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弥平四郎登山口での準備 |
十森付近の湧水 |
木陰を選んで昼食 |
三国小屋では日陰を選んで休憩、水場は難所と言うことで水補給は断念し、切合小屋に向かう。
種蒔山付近からガスが上がり見通しが悪くなったが、直ぐに切合小屋の屋根が見え「やっと着いた!!」、全身汗でびっしょり「暑かったなぁ」。
夜は小屋の外に造られた物置のような部屋で夕食(宴会)。
先ずは「かんぱ〜い!!」ややぬるいがビールが美味い!。
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三国小屋での休憩 |
切合小屋の屋根が見えた |
盛り上がる夕食 |
(8月23日)
朝食は飯豊本山でということで、小屋を日の出時刻の5時に出発。 朝日を右頬に受けて飯豊本山を目指す。
ガイドブック等に写真掲載されている姥権現(うばごんげん)・御秘所(おひそ)を通過し、飯豊山神社に到着。
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切合小屋の朝 |
朝日を受けて飯豊本山を目指す |
姥権現と御秘所 |
ここで朝食をとり7:50に飯豊本山に到着。
やや混んでいたため慌ただしく記念写真を撮影を済ませ、御西小屋を目指す。途中の駒形山や草月平付近の登山道は大きく開け、素晴らしい展望を楽しむことが出来た。
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飯豊山神社での朝食 |
駒形山を下る登山道 |
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飯豊山頂での集合写真 |
御西小屋に荷物を置き、大日岳に向かうが登山地図では往復3時間40分?の行程。御西小屋から今夜の宿梅花皮小屋までの時間を考えると、かなり早足かなと気が焦る。
結局焦る気持ちが原因なのか、昨夜の睡眠不足が原因なのか途中から足が動かなくなり、小生ただ一人登頂を断念、悔しさ恥ずかしさを背負い一人で御西小屋に戻る足はとても重かった。(他の登頂メンバーは立派に登られました)。
御西小屋から烏帽子岳、梅花皮岳を含めた幾多のアップダウンを経て、梅花皮小屋に到着。11時間少々「う〜ん、きつかった!」。
夜は冷たいビールで疲れを飛ばし“懐かしの歌謡”合唱で大いに盛り上がった。
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御西小屋と大日岳 |
烏帽子岳にて |
梅花皮小屋での大宴会 |
(8月24日)
朝食を早々に済ませ、梅花皮小屋を出発。
「北股の登りを過ぎれば後は大きな登りは無いよ」の声で気分よく北股岳をクリア。続いて門内岳、胎内山、地神山と軽快な足取りで踏破し、いよいよ丸森尾根の下りに入る。
しかし、ここからが厳しかった!。厳しすぎて写真を撮ることが殆ど出来なかった。何かにつかまらないととても降りる出来ない急坂、どこが道かわからない深い溝になったところ、下山口のバスが見えても繰り返すアップダウン等の難所が幾度も続き、やっと天狗平の下山口に到着し、思わず「ばんざ〜い!!」。
しかし、途中休憩した夫婦清水の湧水はとても冷たく美味かった。この水で随分助けられたと言っても過言でない。
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梅花皮小屋の夜明け |
梅花皮小屋での集合写真 |
北股岳集合写真 |
リーダーとの握手は当然ながらメンバー其々とも固い握手の連続、厳しい登山を成し遂げた強い共有感がその握手に表れていた。天
野リーダーはじめ大野LL、各SLそして各メンバー本当にありがとうございました。 (おわり)
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夫婦清水の湧水 |
天狗平の下山口に到着 |
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飯豊の花々 |
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